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コロナ禍以降、銀行・証券のデジタルサービス利用頻度が増加

金融サービスでも「スマホ完結」「本人確認デジタル対応」を重視する若者

2022年08月23日 09時00分更新

デジタルサービスの利用頻度が高くなった時期

コロナ禍で金融デジタルサービス利用が急増

 皆さんは金融や証券会社のWebサイト、モバイルサービスなどを利用しているだろうか。アドビの「金融デジタルサービス利用実態調査」(2022年8月)を見てみよう。

 調査によると、デジタルサービスの利用頻度は、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響が大きかった2020~2021年にかけて、銀行(46%)、証券会社(54%)の利用が大幅に増えている。外出制限があったこと、対面サービスを減らしたい意識の表われと考えられるだろう。

 デジタルサービスの利用意向を見ると、67%が銀行のサービスを利用したいと考えている一方、証券は80%に達した。また、証券では多くのサービスが7割以上利用されていたが、銀行では半数近くのサービス利用率が50%未満に留まった。

デジタルサービスの利用意向

若者は「スマホ完結」「本人確認デジタル対応」を重視

 「サービス利用時に重視する点」における世代間の特徴は、20~30代は「スマートフォンだけで完結できる」や「写真・本人確認書類等のデジタル対応」を重視。一方、50代以上では「セキュリティ」を最も重視するという違いがあった。「スマホ完結」重視の傾向は特に20~30代女性で強く、最もスコアが高かった。

サービス利用時に重視する点

 また、40代以上の女性は「申込や操作手順の少なさ」を約4割が重視しており、よりわかりやすいUI/UXをサービスに求めていることがわかる。

 最近は、“スマホで手軽にできる”ことが喜ばれており、なかでもスマホでの振り込みなどは使ったことがある人も多いだろう。また、少額投資や保険加入なども人気だ。時代に合わせてサービスも変化していく必要がありそうだ。

著者紹介:高橋暁子
 ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki

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