オフなら笑い話で済むが……
事件が発生したプラットフォームがDiscordだった、という点も一種の救いかもしれません。配信内容について詳しくは語られていませんが、Discordですからおそらくは趣味系の配信であったと想像できます。そういった内容の配信に集う皆さんなら、投稿者さんが恥をかいたとしても、深く追求するようなことはないのでは。
しかし! もしこの配信が仕事関係だったら取り返しがつきません。社内のテレビ会議で上司がいる場合、または取引先と極めてマジメな会議をしているときにこういった音声が紛れ込んでしまったら、もはや恥をかくだけでは済まないことでしょう。
こういったオンライン会議での失態をなくすには、クライアントアプリ内でのカメラオフ、ミュートの状況を常に把握すること、それに尽きるでしょう。最近のアプリはカメラとミュートの状況がだいぶわかりやすく表示されるようになっていますから、特にミュート状況については指さし確認でチェックするぐらいの慎重さがほしいものです。
もう1つ、解決策になり得るのが「外付けのカメラやマイクを利用すること」。ノートパソコンならたいてい両者共に内蔵されているものの、駆動状況がひと目で判別できないという弱点もあります。その点、外付けのカメラやマイクを使っているなら、オンライン会議が終了次第、それらをケーブルごと引っこ抜いて物理的にオフにしてしまえばよいのです。
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