週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

一番の対策は外付けカメラ&マイクを毎回引っこ抜くこと

アノ声が丸聞こえでヒヤリ!? テレワークの油断が生むマイクの切り忘れに注意

2022年08月05日 18時00分更新

オフなら笑い話で済むが……

 事件が発生したプラットフォームがDiscordだった、という点も一種の救いかもしれません。配信内容について詳しくは語られていませんが、Discordですからおそらくは趣味系の配信であったと想像できます。そういった内容の配信に集う皆さんなら、投稿者さんが恥をかいたとしても、深く追求するようなことはないのでは。

 しかし! もしこの配信が仕事関係だったら取り返しがつきません。社内のテレビ会議で上司がいる場合、または取引先と極めてマジメな会議をしているときにこういった音声が紛れ込んでしまったら、もはや恥をかくだけでは済まないことでしょう。

 こういったオンライン会議での失態をなくすには、クライアントアプリ内でのカメラオフ、ミュートの状況を常に把握すること、それに尽きるでしょう。最近のアプリはカメラとミュートの状況がだいぶわかりやすく表示されるようになっていますから、特にミュート状況については指さし確認でチェックするぐらいの慎重さがほしいものです。

 もう1つ、解決策になり得るのが「外付けのカメラやマイクを利用すること」。ノートパソコンならたいてい両者共に内蔵されているものの、駆動状況がひと目で判別できないという弱点もあります。その点、外付けのカメラやマイクを使っているなら、オンライン会議が終了次第、それらをケーブルごと引っこ抜いて物理的にオフにしてしまえばよいのです。

アナタのとっておきの「ヒヤッとした話」を教えてください!

 ご自身あるいはご家族が遭遇した体験談、はたまた友人知人から聞いた話でもOK。純粋(?)なサイバー攻撃から、ネットで交流する上でのリテラシーにまつわるイザコザまで広くお待ちしています。ご応募はこちらから。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事