クラウドのサイロ化はセキュリティ上のリスクにもなる
また、OneDriveにコンテンツを保存していたとしても、それを社内で共有するためにコンテンツをコピーし、SharePointで配布。一方で、顧客に提案するためにはSalesforceにも別のコピーを展開し、契約の際にはDocuSignで電子署名をして、これを別途保存するといったことが起こっている。
「クラウドサービスごとにコンテンツが管理されているために、コンテンツを捜索する作業が、日常茶飯事になっている企業が多い。複数のクラウドサービスを利用しているため、むしろ、コンテンツ管理が煩雑になっている」としたほか、「コンテンツが、ばらばらに管理されているため、共有する際に、アクセス制限をかけ忘れてしまい、そこから情報が漏洩するといったことも起きている」と、複雑なコンテンツ管理が、セキュリティ面ではマイナスになっていると警鐘を鳴らす。
Boxであれば、全社のファイル管理基盤として、コンテンツを一元管理でき、ひとつのセキュリティポリシーで、自動的にすべてのコンテンツを運用、管理することができる。
また、コンテンツの変更履歴を自動保存し、最新版にアクセスできる環境を実現。履歴を活用することで、ランサムウェア対策にも最適だ。さらに、Boxで管理しているコンテンツは、外部組織に対しては、送信するのではなく、Boxのコンテンツにアクセスしてもらう形にしているため、情報漏洩対策にも効果があるという。
加えて、コンテンツとアプリを分離した管理を行っていることから、DXの推進のために、新たなアプリを活用してみたいといった場合にも、コンテンツを分離して管理。新たなアプリを試したり、新たなアプリに切り替えたりする際にも、コンテンツへの影響がない。Boxでは、現在、1500以上のアプリとの連携が可能になっており、コンテンツを保護しながら、様々なアプリを利用することが可能だ。
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