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上質デザインで、気持ちよく使えるミドルレンジスマホ「OPPO Reno7 A」

2022年08月01日 12時00分更新

トリプルカメラの画質は上々だが
夜景写真はもう一歩

 OPPOのスマホは、カメラの性能にも定評があります。実際に、前モデルのOPPO Reno5 Aは「カメラで選ばれたい5Gスマホ」というキャッチを掲げて、約6400万画素をメインとする4眼カメラを搭載していました。一方、新モデルのOPPO Reno7 Aはメイン(約4800万画素/F値1.8)+超広角(約800万画素/F値2.2)+マクロ(約200万画素/F値2.4)という3眼構成。前モデルに比べると、メインカメラの有効画素数が約6400万画素から約4800万画素に下がり、モノクロカメラ(約200万画素)が省かれています。

約4800万画素をメインとするトリプルレンズカメラを搭載

 しかし、実際に撮影してみると、OPPO Reno7 Aも前モデルと同じように鮮明な画質で撮れました。今回、前モデルとの撮り比べはしていませんが、筆者が以前、OPPO Reno5 Aで撮った写真と比べると、より自然な色味になり、AIをオフにした場合とオンにした場合の差が小さくなったように感じました。

超広角(0.6×)で撮影

メイン(1×)で撮影

デジタル2倍ズーム(2×)で撮影。ワンタッチで切り替えられ、鮮明な画質で撮れる

最大のデジタル6倍ズーム(6×)で撮影

AIオフで料理を撮影

AIオンで料理を撮影

 ただし、夜景モードはやや画質が粗くなり、ブレやすいので注意が必要。OPPO Reno5 Aのほうが撮りやすくて、シャープな画質で写ったと記憶しています。OPPO Reno5 Aには「ネオンポートレート」という、夜景を美しく玉ボケさせて人物写真が撮れるモードがありましたが、OPPO Reno7 Aにも引き続き搭載されています。また、約1600万画素のインカメラも「ネオンポートレート」が撮れるようになっていました。

夜景モードで撮影。画質がやや粗くなる。インカメラでの「ネオンポートレート」は、ここに載せられるような見本は撮れなかったが、画質は結構粗くなった

多彩な撮影モードを搭載

アウトカメラとインカメラで同時に動画を撮影できる機能も搭載

 新たに追加されたのは「AIパレット」という編集機能。写真の色合いを、自分が選んだ写真の雰囲気に近づけられる機能で、フィルターを使ったり、彩度や色温度を調整したりするよりも、ナチュラルな色合いに仕上がります。“映え”を気にする人には役立つ機能になりそうです。

写真の色味を、好みの写真に寄せられる「AIパレット」。操作は簡単で、使い込むと、理想的な色合いにするコツをつかめそうな印象

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