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NTT Com、上司と部下の1on1ミーティングにおける上司のスキル向上を支援する「COTOHA 1on1 Assistant」提供開始

2022年07月28日 14時40分更新

タイプ診断によるアドバイスのイメージ

 NTTコミュニケーションズは7月28日、上司と部下の1対1の対話の場である1on1ミーティングにおける上司のスキル向上を支援するサービス「COTOHA 1on1 Assistant」を提供開始した。

 リモートワークやハイブリッドワークなどワークスタイルの多様化により、対面でのコミュニケーション機会が以前よりも減少傾向にある企業が増えており、オンラインによる1on1が注目されている。しかし、およそ50%の企業で上司の1on1スキル不足が課題となっているという。

 COTOHA 1on1 Assistantは、上司・部下が設問に答えることで、それぞれのタイプを診断するコミュニケーションタイプ診断機能を提供。上司に対して部下のタイプとそれに応じた最適なコミュニケーション方法をアドバイスすることで、満足度や信頼度の高い1on1の実現を支援し、上司と部下の信頼関係構築や部下の定着率向上などに貢献できるとしている。なお、診断は東京大学大学院医学系研究科 精神保健学分野 客員研究員 臨床心理士・心理学博士の関屋裕希先生監修のもとで作成。

 サービスでは、1on1実施中の上司と部下の発話量を上司に対してリアルタイムに可視化する「しゃべりすぎ防止アラート」機能を提供。上司の発話量が部下よりも多い場合はアラートを出すことで、部下が話したいことをしっかり話せる1on1の実現を支援。

発話量の可視化とアラートのイメージ

 また、日本電信電話が開発したAI「MediaGnosis」が1on1実施中の上司と部下の表情を分析し、フィードバックする機能を提供。1on1終了後に、上司の1on1スキル(傾聴・共感・フィードバック・焦点化の4項目)と、部下の状態(信頼感・満足度・モチベーション・自己肯定感の4項目)について、上司にフィードバックすることにより、改善点の把握などを支援する。こちらの機能に関しても、関屋裕希先生監修のもとで作成。

フィードバック機能のイメージ

 利用するID数と同時接続数に応じ6つのプランを用意。申し込みはNTT Com営業担当まで。

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