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これさえ見れば今の流行がわかる! TikTok2022上半期トレンド発表会レポ

2022年07月22日 17時00分更新

いまや流行の発信源!
TikTokでブームを巻き起こした人たちを表彰

 TikTokは日本発となるオープンエリアでのフェス型イベント「TikTok Creative Festival」を7月16日に、東京・渋谷のMIYASHITA PARKで開催。それに先立ち、7月15日は「TikTok2022上半期トレンド発表会」がMIYASHITA PARKにて開催され、その様子は現地でメディアに公開されたほか、TikTok Japan公式アカウントからTikTok LIVEでも配信された。

あいにくの悪天候でオープンエリアではなく、屋内サブ会場での開催となった

 「TikTok2022上半期トレンド」は、2022年上半期にTikTokで流行したハッシュタグチャレンジや音楽、エフェクトをノミネート。TikTokアプリ内でユーザーの投票を行ない、さらにアプリ内のデータなどを基にTikTokが総合的に判断し、各部門の2022年上半期で1番流行ったトレンドに部門賞や大賞を贈るというもの。

TikTok2022上半期トレンドにノミネート一覧

 今回はTikTokで多くの投稿に使用されたハッシュタグをノミネートした「チャレンジ部門」とTikTokがきっかけで流行した楽曲をノミネートした「ミュージック部門」、そして同じく多くのユーザーに使用されたエフェクトをノミネートした「エフェクト部門」の3つの部門。いずれもこの上半期で人気だったものが選ばれている。

 発表会は司会進行としてTikTokで「ズボラ英会話」というチャンネルを開設しているMC TAKA氏に加え、ゲストMCとして、チュートリアルの2人も登場。チュートリアル徳井氏は自身もTikTokに早い段階から参加しており、「#こじらせ飯」などのハッシュタグで発信しているヘビーユーザー。逆にチュートリアル福田氏はSNS自体をまったくやっていないそうで、各部門のノミネートに対しての反応が違いで会場を沸かせていた。

自身も人気TikTokクリエイターでもある司会進行のMC TAKA氏

ゲストMCはチュートリアルのふたり

チャレンジ部門は「#PAKU」が受賞

 「チャレンジ部門」の中から部門賞を贈られたのは「#PAKU」。asmi氏の楽曲で作詞・作曲は「なにやってもうまくいかない」で知られるmeiyoが担当。可愛い振り付け投稿が人気となり、有名タレントの動画にもPAKUが使われることも多く、関連動画の視聴回数は約23億回と上半期の中でも上位を争う投稿数を集めている。

チャレンジ部門のノミネート一覧

特別表彰盾は「PAKU」を歌っているasmi氏に

@asmi__official

ぱーーくっ

♬ PAKU - asmi

 会場ではasmi氏も登壇し特別表彰盾を授与。「#PAKU」についてasmi氏は、バズりを狙って作ったわけではなく「23億ってどんな感じかもわからない。この曲だけが一人歩きして大変なことになっているという感じ」とのこと。asmi氏が映っている動画がバズっているのではなく、楽曲が多く使われているということで、「街中で声をかけられることもない」とのこと。このあたりはTikTokならではの現象といえる。

会場では「PAKU」を生歌唱で披露

ミュージック部門はTani Yuuki氏の「W/X/Y」に!

 「ミュージック部門」では、Original Loveの「接吻」など懐かしの曲も並ぶなか、Tani Yuuki氏が2021年5月にリリースしたデジタルシングル「W/X/Y」が受賞。BGM動画やダンス投稿から火がつき、一気に注目を集めストリーミング1億再生を超えるヒット曲となっている。

ミュージック部門のノミネート一覧

Tani Yuuki氏の「W/X/Y」が受賞

@yu___09___11 涙に反射する着信の光 #TaniYuuki#WXY#beyondwxy♬ W/X/Y - Tani Yuuki

 Tani Yuuki氏は受賞についてビデオメッセージで登壇。「W/X/Y」の前にも「Myra」などTikTokで人気の楽曲を提供しているTani Yuuki氏だが「一発屋とか言われたり、曲が似てるじゃんとか言われたりして苦い思い出もありますが、今回W/X/Yを出すことによって、更にそれを超えて、いろんな人が愛してくれたというのが素直にうれしいです」と人気クリエイターだからこその心情を吐露していた。

Tani Yuuki氏はビデオメッセージで発表会に参加

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