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文章入力だけで自動デザイン、プレゼン資料化 「イルシル」開始

2022年07月26日 07時00分更新

 株式会社ルビスは2022年7月20日、文章を入力するだけで自動的に多様なデザインを表示、デザイン不要でスライド資料化できるサービス「イルシル」のβ版の提供を開始した。料金は1アカウント月額980円(1ヵ月間の無料トライアルあり)。

 ルビスはプレゼンテーションや営業資料作成業務の効率化への課題解決のため、入力した文章に合わせて自動的にデザインを提案するWEBサービス「イルシル」を開発した。文章を入力すると、約500種類のデザインの中から文章内容に合った複数のデザインが自動的に提案、表示。このシステムで現在特許も出願している。

 また、文章から作りにくいスライドの場合は、カテゴリの中から「目次」「価格表」など使用したいタグを選択。表示されたテンプレートから簡単にスライドを作成することが可能だ。

 より時短でスライドを作成したいときは、GoogleドキュメントやWordで作った文章を「イルシル」に貼り付けると、一括でスライド生成が可能となる。各デザインは色や大きさの変更、追加のグラフ挿入など編集も自在だ。「イルシル」で作成したスライドはPDFやPPTXに加えて、URLで共有もできる。

 ルビスは現在、よりリアルタイムに文章に応じてデザインが変更するシステムを開発している。今後はデザインの種類も現時点の約500種類から数倍に増やす予定で、スライドのテーマ感も大きく変更することができる機能を開発中だという。

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