素晴らしい位置にあるアイドリングストップ解除ボタン
走り出す前に、タイヤの空気圧を調整します。納車直後はエア抜けを考慮し規定圧より多めに入っているのが普通で、今回も前後輪とも250kPaでした。そこで指定空気圧の前輪210kPa、後輪200kPaに調整。かなり跳ね気味だった乗り心地も、これで落ち着いた感じに。
装着されていたタイヤはグッドイヤーの「エフィシェントグリップ RVF02」。ミニバンやSUVなど、背の高いクルマ向けのタイヤで、純正サイズの225/60R17でした。製造番号は「X0622」で今年第6週、2月半ばの製造ですから、ほぼ新品と言えるでしょう。
ではエンジンを始動してギアをドライブへ……入れる前に、まずアイドリングストップを止めたい。中古車でそれなりにバッテリーも弱っているはずですから、セルモーターが回るたびにバッテリーの寿命が削られる気がして私は怖い。いつもの山坂道の途中で休憩する。再始動不能になる。バッテリーが上がって開けていた窓が閉まらない。そこに迫り来るヒグマの親子。私の寿命も縮まりそうです。
そのアイドリングストップ解除ボタンが鎮座するのは、センターコンソールの一番よい場所、ギアセレクター前。ですから右手でキーを回し、左手をギアとパーキングブレーキへ伸ばす前に、このボタンを押すよう習慣づければ良いだけ。スバルさんありがとう。
と言いつつ、きっとすぐに忘れてしまうので、恒常的にオフにする方法を考えなければならないでしょう。バッテリーの電圧が規定値より低ければアイドリングストップも効かないはずですが、うっかり解除ボタンを押し忘れてアイドリングストップの動作確認をしてしまいました。このバッテリーはまだ使えそうです。
そして、へえええ、ほおおお、などと感心しながら500kmちょっと走ってきました。好ましいです。とても好ましいです、このクルマ。何がどう好ましいかはまたこんど。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります