沖縄営業所は開所50周年
久辺の里ZEB化で電気設備を供給してきたのが同社の沖縄営業所。同営業所は沖縄の本土復帰とともに開所して、今年で50年を迎えました。
「沖縄の役に立て」という松下電工・丹羽正治社長(当時)による訓示を旨として、沖縄に対して何ができるかを考えてきた50年だったといいます。
近年は宮古島の古民家宿泊施設「かたあきの里」「再エネサービスプロバイダ事業」などに対して様々な設備を提供。他にもうるま市の海中道路「あやはし」のライトアップなどを通じて地域に貢献してきました。
同所では開所50周年を迎えるにあたり、地域貢献の一環として、沖縄平和祈念公園のライトアップを実施しています。期間は6月28日から7月3日までの1週間。沖縄県民への感謝、戦没者の慰霊、平和の祈りの思いを込めて、同社の照明器具による5色の光で時計塔を照らします。色にはそれぞれ鎮魂、歴史、未来・平和、海、自然のメッセージが込められています。
沖縄平和祈念公園は、悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いが込められた公園。屏風状に並べられた平和の礎(いしじ)には、沖縄戦における全戦没者24万人余の氏名が刻まれています。
ロシアによるウクライナ侵攻の影響が、エネルギー価格の高騰などの形であらわれている昨今。国際的な戦争・紛争に対峙する難しさとともに、酷暑の中での節電などエネルギーとの向き合い方の難しさを感じない日はありません。
そんな中、今ある問題を先送りにせず、負の資産を残さないことは、戦後の平和と繁栄を享受してきた自分たちの使命だとも感じます。パナソニックの掲げたZEBの目標を見ながら「未来の役に立て」という言葉が浮かんできました。
書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ。5歳児と1歳児の保護者です。Facebookでおたより募集中。
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