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症状検索「ユビー」の月間利用者数が500万人を突破。“受診前症状チェック”が浸透か

2022年06月21日 08時00分更新

症状検索エンジン「ユビー」の月間利用者数(UU)が5月で500万人を突破

 Ubieは6月16日、同社の症状検索エンジン「ユビー」の月間利用者数(UU)が5月で500万人を突破したと発表した。2020年4月のサービス提供開始から月間利用者数(UU)はおよそ1年で100万人、およそ2年で500万人となり、累計利用回数は全国で3900万回にのぼったという。

 ユビーは、生活者の適切な受診のサポートを目的に、医療に関する様々な情報を提供するサービス。アプリ・ウェブ上で気になる症状についてAIからの20問ほどの質問に回答するだけで、症状に関連する病名やその病気についての詳細な情報、全国の医療機関を誰でも無料で調べられる。なお、本サービスは医療情報の提供のみを行なっており、医学的アドバイス、診断、治療、予防などを目的としていない。

 同社の調査では、体調不良時に病院やクリニックに行く際に困ることで最も多いのは、「病院・クリニックに行くべき症状なのかわからない(38.7%)」、次いで「どの医療機関・診療科に行けばよいか判断に迷う(38.2%)」という結果になった。3人に1人以上の生活者が、医療機関に行くと判断してからの医療機関探しや予約よりも、その手前での医療機関を受診するか否かの判断に困っているという。

 こうした生活者の悩みや不安を解消するため、2020年4月に本サービスの提供を開始。2018年から大病院をはじめとした数多くの医療現場で使われているサービス「ユビーAI問診」を応用し開発したもので、50名以上の現役医師が携わり、およそ5万本の医学論文に基づいた、3500以上の症状と1100以上の病名に対応している。

 利用者層は30~40代が中心だが、症状に関する質問の回答は選択形式が多く簡単に操作が可能なことから、50代以上の年齢層の方にも利用されているという。

 利用される曜日は日曜〜火曜までの週の前半に集中し、週末に向け落ち着く傾向がある。また、夜の時間帯の利用が多く、第6位の18時、第7位の17時を合わせると夕方〜夜の日が変わるまでの利用が全体の4割を占めている。このことから、翌日の受診に備え必要な情報を得るために利用されていることがわかるという。

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