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ヌルサクで気持ちよく使える正統派ハイエンド「motorola edge30 PRO」

2022年06月16日 12時00分更新

 モトローラ・モビリティ・ジャパンが6月3日に発売したハイエンドのSIMフリースマホ「motorola edge30 PRO」を使ってみました。SoCにSnapdragon 8 Gen 1を搭載しており、価格はメモリー12GB、ストレージ256GBのモデルが8万9800円、8GB/128GBのモデルが8万6800円(いずれもMOTO STOREでの販売価格)。

 モトローラは、昨年3月に折りたためる「motorola razr 5G」(SIMフリー版は17万9800円)を出しましたが、それを除けば、コスパに優れたミッドレンジモデルを中心に展開しています。motorola edge30 PROは、モトローラでは珍しい正統派のハイスペック機という印象です。

大画面ながら持ちやすいサイズ感
背面パネルの質感もリッチ

 ディスプレーは約6.7型の有機EL。ベゼルは細めで、ボディー幅は約75.95mmに抑えられています。細いとは言えませんが、背面パネルのエッジ部が丸くなっていることもあり、手になじみやすく、アプリの起動や画面スクロールなど、基本的な操作は片手でもしやすいように感じました。

約6.7型の有機ELディスプレーの解像度は2400×1080ドット

 右側面に音量キーと電源キーを配置。電源キーには指紋センサーが搭載されています。底部にUSB Type-CポートとSIMスロットを搭載。nanoSIMを2枚装着でき、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。なお、eSIMには非対応。microSDにも対応していません。ストレージ容量が128GBまたは256GBもあるので、microSDを使えなくても不便が生じることはなさそうです。スピーカーはディスプレー上部と底部に搭載。「Dolby Atmos」に対応し、スマホの内蔵スピーカーとしてはクリアな音質で聴けます。

右側面に音量キーと電源キーを搭載。電源キーには指紋センサーが搭載されている。インカメラによる顔認証も可能で、顔認証のほうがスピーディーにアンロックできる印象

底部にUSB Type-CポートとSIMスロットを搭載。nanoSIMを裏表に1枚ずつ装着できる

Dolby Atmosによって内蔵スピーカーの音質をカスタマイズできる

 背面パネルにはガラスを用いて、磨りガラスのようなサラサラとした手触り。カラーは「コスモブルー」の1色のみですが、深い青にも緑にも見える落ち着いた色で、光沢感もあり、さりげなく高級感をアピールできそうです。

背面パネルは磨りガラスのような手触り。メインが約5000万画素のトリプルレンズカメラを搭載

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