携帯性・可搬性を重視した薄型のUSB ACアダプターは最近はあまり見かけないけっこうユニークな外観だ
PD ACアダプターの形状考察
一方、最近発売された多くのUSB ACアダプターは、カラー以外は没個性的だ。隣のコンセントを塞ぐかもしれないことなど一切お構いなしの携帯性一辺倒の扁平でユニークなUSB ACアダプターを除き、多くの45W以下のUSB PD ACアダプターはキューブ型（立方体）に限りなく近い外形のものが多い。携帯性や2個口、3個口の壁面コンセントやテーブルタップ上での専有面積を最小限にしようと工夫されているようだ。
最近の各社のUSB PD ACアダプターはキューブ型が多い。最小サイズの20Wクラス以外は殆どが折り畳みプラグを採用。電源パワーが65W、100Wと大きくなるにつれてブロック型になってくる
逆に今のところ65W以上のUSB PD ACアダプターにはキューブ型は極めて少なく、多くはブロックやレンガの様な形状だ。20W〜45Wクラスとのデザインの統一性や隣り合わせたコンセントの有効性を保証すべく、意識的に横幅を取らないスリム設計のものが多い。これはコンセント直充電方式の一部のUSBモバイルバッテリーにも、同じようなものがある。
100WクラスのUSB PD ACアダプター（中央）の折り畳みプラグの立ち上がりスタイルはレガシーなコンセント直差しバッテリータイプ（左）とは異なり、USBモバイルバッテリー（右）と似ている
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