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リアルタイムで文字起こしや翻訳ができるソフト

フェアユース、ウクライナやミャンマーなどの難民を受け入れている企業に翻訳アプリを無償提供

2022年06月09日 15時30分更新

「Real Time Translator」

 フェアユースは6月9日、日本政府難民認定を受けた人が勤務している組織、機関、企業に対して「Real Time Translator」の無償提供を開始した。

 Real Time Translatorは、リアルタイムで文字起こしや翻訳ができるソフトウェア及びウェブアプリケーション。日本マイクロソフト、トヨタシステムズ、アッヴィ(世界四位の製薬企業)等で導入されている。対面の会議のほか、ウェブ会議(Microsoft Teams、Zoom、Webex)でのやり取りを音声認識技術でリアルタイムに文字に起こし、翻訳できる。Real Time Translatorを利用してコミュニケーションすることで、利用言語の異なる参加者や聴覚障がいを持つ人との会議を円滑に進めることが可能になるという。

Real Time Translator利用シーン

 デスクトップ版は、主催者のPCにインストールするだけで、主催者だけではなく、リモートからウェブ会議ツールに参加する全ユーザーの文字起こしと翻訳が可能。Microsoft Teams版では、Microsoft Teams ストアのアプリとして登録され、ブラウザーでも利用できる。ブラウザー版はChromeまたはChromium Edgeにて利用可能。

 無償提供の対象は、ウクライナやミャンマーをはじめとする、日本政府難民認定を受けた人が勤務している、Real Time Translatorの未導入組織、機関、企業。申し込み受け付け期間は6月20日~2023年5月31日(状況によって受付期間を変更する可能性がある)。申し込みフォームより受け付けている。無償提供期間は申し込みからおよそ半年。対応OSはWindows 10 64bit(1903以降)、ブラウザーはChromeまたはChromium Edge。

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