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観戦にグッズ販売に選手と交流、やっぱりオフラインは最高だ!

R6S国内大会「RJL 2022」シーズン1の王者はKAWASAKI SCARZ! 久々のオフラインで会場も大盛り上がり

2022年06月06日 21時15分更新

Donuts USG対KAWASAKI SCARZ

Donuts USGがブリッツを使った速攻を仕掛けたものの、冷静にKAWASAKI SCARZが対処した

 初戦は、Donuts USG対KAWASAKI SCARZ。1マップ目はオレゴン、2マップ目はカフェ・ドストエフスキー、3マップ目が国境というマップ選択になった。

 1マップ目のオレゴンは、1ラウンド目からDonuts USGが速攻を仕掛け、強襲するものの、冷静にKAWASAKI SCARZが対処。その後も緩急をつけたDonuts USGがKAWASAKI SCARZを翻弄しようと画策するものの、なかなかKAWASAKI SCARZの防衛が固く、KAWASAKI SCARZがラウンドを取得していく。Donuts USGも3ラウンドまで取得することはできたが、最終的には7-3でKAWASAKI SCARZが1マップ目を取得した。

 2マップ目は、カフェ・ドストエフスキー。こちらも1ラウンド目を取得したKAWASAKI SCARZの勢いは変わらず、有利にラウンドを進めていく。しかし、マッチポイントになり、そのまま決着がつくかと思いきや、ここからDonuts USGの怒涛の追い上げが始まった。しかし、あと1ラウンドでオーバータイムというところでラウンド取得を逃し、2マップ目もKAWASAKI SCARZが7-5で勝利した。

勝利したKAWASAKI SCARZの皆さん

CYCLOPS athlete gaming OSAKA対Crest Gaming Lst

ヴィラでは5対5からクラッシュを使った妨害と上手く連携しながらデフューザーを解除

 2試合目は、CYCLOPS athlete gaming OSAKA(以下、CAG)対Crest Gaming Lst(以下、CGL)。1マップ目はヴィラ、2マップ目はクラブハウス、3マップ目はテーマパークとなった。

 1マップ目のヴィラでまずラウンドを取得したのがCGL。しかし、そこからすぐさま軌道修正を入れたCAGが2ラウンド取り返し、そこから4ラウンドまで奪取し、4対2で攻守交替に。そこからは一進一退の攻防で5対5のタイまでもっていくが、そこからは2連続でCAGがラウンドを取得し、1マップ目はCAGの勝利となった。

 2マップ目のクラブハウスでも、CGLがラウンドを先制。試合中に的確な修正を入れるという強みを持つCAGに対して、その強みを出させずに5対2とCGL優勢で攻守交替。CAGもその後1ラウンドは取得するものの、7対3でCGLが2マップ目を奪取。Season1 Playoff Stage2では初となる3マップ目に突入した。

 3マップ目は、両チームが激戦を繰り広げたことがある因縁のマップ、テーマパーク。こちらも、CGLがラウンドを取得すれば、CAGが返すといった一進一退の攻防となり、決着はオーバータイムに。最終的にはオーバータイムの防衛ラウンド、攻撃ラウンドのどちらもCAGが取り、CAGが決勝に駒を進めた。

勝利したCYCLOPS athlete gaming OSAKA

Donuts USG対Crest Gaming Lst(3位決定戦)

カベイラが足音を消して強襲。怖い

 続いては、3位決定戦となるDonuts USG対Crest Gaming Lst。1マップ目はカフェ・ドストエフスキー、2マップ目は国境、3マップ目はヴィラとなった。

 1マップ目のカフェ・ドストエフスキーでは、序盤は2対2とともに互角の戦いを繰り広げたものの、段々とCrest Gaming Lstがラウンド差を伸ばしていく。Donuts USGも4ラウンド取得と追い上げはしたものの、最終的にはCrest Gaming Lstが7対4で勝利した。

 2マップ目の国境では、Crest Gaming Lstが6ラウンド連続で先取。Donuts USGは1ラウンドを何とかとったものの、最終的には7対1でCrest Gaming Lstが勝利し、3位を確定させた。

3位となったCrest Gaming Lst

CYCLOPS athlete gaming OSAKA対KAWASAKI SCARZ(グランドファイナル)

優勝してもなお「悔しい」とPyon選手がSNSで語っていた、モンターニュのシーン

 決勝の舞台に上り詰めたのは、CAGとKAWASAKI SCARZ。1マップ目はオレゴン、2マップ目は高層ビル、3マップ目はヴィラとなった。

 1マップ目のオレゴンから、バチバチの拮抗した戦いに。5対5までは拮抗した戦いになったが、そこからCAGが2ラウンド連続で取得し、1マップ目はCAGが勝利した。

 2マップ目であとがなくなったKAWASAKI SCARZだが、高層ビルでは人数不利になる場面も少なくなかったが、しっかりと連携して対処し、ラウンドを取得していく。結果的には4対2での攻守交替ののち、見事KAWASAKI SCARZが勝利した。

 最後の決着のマップとなるヴィラでは、KAWASAKI SCARZが2マップ目の勢いそのままに連続でラウンドを取得。CAGも抵抗をみせたものの、KAWASAKI SCARZの勢いを止めることはできず、見事KAWASAKI SCARZが優勝した。

KAWASAKI SCARZが見事優勝! おめでとうございます!

ルークの金の盾に、KAWASAKI SCARZのメンバーがサインを記入された

 優勝後は、トロフィーであるルークの金の盾に、KAWASAKI SCARZのメンバーのサインが記入された。このトロフィーはシーズンごとの覇者がサインを書いていく予定だという。昨年の競技シーンと比べると、出場チームも変わり、かなり面白い試合が多かったと感じるSeason1 Playoff Stage2。今回もCAGを破る新たなチームが登場したが、負けてしまったチームも今後はさらに色々とKAWASAKI SCARZに対して対策を練って挑んでくるだろうし、CAGがこのまま黙って王者を譲っているとも思えない。今後も、ますますヒートアップした戦いが観られそうだ。

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