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有名キャスターたちによる「自動実況機能」も実装!

『ストリートファイター6』、2023年発売決定!キャラクターやバトルシステムなど最新情報を一挙紹介

2022年06月03日 12時35分更新

 カプコンは6月3日、今年で35周年を迎えた「ストリートファイター」シリーズの最新作『ストリートファイター6』の発売時期や対応プラットフォーム、キャラクター、ゲームシステムなど、さまざまな情報を公開した。

 本作の対応プラットフォームは、PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/PC(Steam)。発売時期は、2023年となる。

 以下では、最新映像で判明した要素を紹介していく。まずは、アナウンストレーラーをチェックしてほしい。

『ストリートファイター6』アナウンストレーラー

 アナウンストレーラーでは、シリーズでおなじみのリュウや春麗に加え、新世代のキャラクター「ルーク」や「ジェイミー」のクールなアクションを確認できる。

 また、今作では『バイオハザード ヴィレッジ』『デビル メイ クライ 5』『モンスターハンターライズ』でも使用された、カプコン独自の「REエンジン」を採用。グラフィックが大幅に進化し、ファイターたちの筋肉や汗、闘いの様子がより緻密に描かれている点に注目だ。

 さらに、映像の冒頭や最後にはこれまでのシリーズにはなかった大型モード「ワールドツアー」「バトルハブ」が確認できるシーンも。今後の情報にも期待できる内容になっている。

映像の冒頭でも確認できる「ワールドツアー」。広大に描かれるメトロシティは、対戦格闘ゲームの遊びをさらに進化させて大型モードの存在を明らかにしたシーンだ。新たな「ストリートファイター」はどんな世界をみせてくれるのか?

新キャラクターも登場! 新たな舞台で活躍するファイターたち

■ルーク

【プロフィール】

 民間軍事会社のコントラクター。米軍特殊部隊上がりで、初心者に総合格闘技を指導している。余暇に楽しむのはスナック菓子とゲーム、格闘。勝負事となると勝ちは決して譲らない。

【一部技紹介】

DDT:OD(オーバードライブ)フラッシュナックル初段から派生する強力な投げ技。確実にダメージを奪いたい状況で使い易い。

フェイタルショット:ODサンドブラストから続けて衝撃波を飛ばす技。飛び道具の撃ちあいからダメージを上乗せするのに有効。

■ジェイミー

【プロフィール】

 自称・中華街のトラブルバスター。憧れる「双龍」ユン・ヤン兄弟にならい、道理や仲間を尊ぶ義と、拳法の武によって街を守っている。特技はダンス全般。

【一部技紹介】

魔身:瓢箪(ひょうたん)を取り出し、気を開放する薬湯を飲む技。飲むと酔いLvが上昇し、上昇したLvに応じた技が開放される。

無影蹴(酔いLv1以上):前ジャンプ中に、蹴りを突き出しながら急降下する技。相手へ奇襲や接近手段として有効。

爆廻(酔いLv2以上):体勢を逆さにした状態で滑るように回転連続蹴りを繰り出す技。ダメージが高く、大きな隙に対するコンボへ組み込むのが有効。

■リュウ

【プロフィール】

 真の強さを求め修行を続ける格闘家。礼儀正しく誠実な性格で、自分より強い相手と闘うために世界を旅する。「殺意の波動」との相克を超え、さらなる高みへと探求に向かう。

【一部技紹介】

波掌撃:掌に集中させた気を凝縮し前方に放つ技。ガード時の連携やコンボ後の攻め継続として有効。

電刃練気:拳に無の波動を纏い「波動拳」「波掌撃」などの技を強化する技。隙が大きいので使用するタイミングの見極めが大切。

■春麗

【プロフィール】

 華麗な脚技で闘う元・ICPOの捜査官。黒い月事件の被害者だったリーフェンの保護者。宿願だったシャドルー壊滅を果たし、現在はカンフー教室を開いて街の人々と親しんでいる。

【一部技紹介】

行雲流水:その場で屈みこんで構えを取る動作。構えの中は各攻撃ボタンでそれぞれ異なる攻撃動作へ発生する。

天昇脚:上昇しながらの連続蹴りを繰り出す技。相手のジャンプ攻撃への対空やコンボの締めに組み込むのが有効。

バトルシステム一新! 駆け引きがさらに熱くなる「ドライブシステム」

 さまざまなバトルシステムを搭載してきた本シリーズ。今作では、「ドライブシステム」と呼ばれるものが実装されている。

 これはドライブゲージを使用し、5種類のバトルシステムを活用することで戦術の自由度が上がり、プレイヤーの個性を引き出すことができるものになっているという。

 奥深い駆け引きと白熱したバトルを体感しよう!

コマンド入力の壁を取り払った、新操作「モダンタイプ」実装!

 バトルの駆け引きや爽快感をより手軽に楽しめるよう、コマンド入力の壁を取り払った新しい操作方法「モダンタイプ」を実装。1つの方向キーと「必殺技ボタン」の組みあわせだけで必殺技を出すことができるという。

 さらに「アシスト」ボタンも追加され、攻撃ボタンと組みあわせれば、華麗なコンボが繰り出すことが可能だ。格闘ゲームが初めてのプレイヤーも、久しぶりに遊ぶプレイヤーも複雑な操作に困ることなく、爽快感のあるバトルをすぐに体感できる。

 もちろん従来の6ボタンで入力できる「クラシックタイプ」操作も健在だ。

新しい操作モード「モダンタイプ」。コマンドやボタン配置は従来のものとは異なり、よりシンプルな操作で必殺技やコンボが楽しめる。これから始める方にピッタリな操作モードと言えるだろう

シリーズ初! 有名キャスターたちによる「自動実況機能」を実装

 eスポーツの分野で、もはや欠かすことができなくなった「実況」。キャスターが戦況を誰にでもわかりやすくそしてドラマチックに解説し、試合を一層盛り上げるために重要な役割となっている。

 『ストリートファイター6』ではこの実況に着目し、シリーズ初「自動実況機能」を実装。お馴染みのキャスターたちが、リアルタイムで実況してくれるという。まるで大会に出場しているかのような臨場感も味わえる。

  AI技術を駆使し、場面にあわせて熱く盛り上げてくれるので、プレイヤーもバトルを見ている人も興奮すること間違いなしだろう。「自動実況機能」を実際に使った映像も公開中なので、チェックしてほしい。

『ストリートファイター6』自動実況機能紹介トレーラー

 今回は第一弾として、日本語実況でも有名なアール氏と英語実況のVicious氏を発表。今後発表されるキャスター陣も豪華な人ばかりなので、続報をお楽しみ待とう。

対戦格闘の新時代、新たな価値を提供する

 最新作『ストリートファイター6』では、これまでのシリーズにはない新しい体験が待ち受けている。従来の対戦格闘にあたる「ファイティンググラウンド」のほかに、「ワールドツアー」と「バトルハブ」が新たに追加され、これら3つのモードによって大きく構成。

 「ワールドツアー」は、一人用の没入型ストーリーモードであり、格闘ゲームのジャンルを超えた遊びを提供するという。自分自身のオリジナルアバターで、「ストリートファイター」の世界に新たな伝説を残そう。

 また、最新トレーラーの最後に一瞬だけ映し出された「バトルハブ」では、オンラインによるコミュニティスペースだけでなく、たくさんの遊び要素が用意されているとのこと。2つの大型モードについては、今後より具体的に紹介されるとのことなので、続報を楽しみにしよう。

「ワールドツアー」のオリジナルアバターで『ストリートファイター6』の世界を体験してみよう

さまざまな人と交流ができる「バトルハブ」。どんな遊び要素があるのかは続報をお楽しみに

「ファイティンググラウンド」で己の力を試そう。新しいバトルシステムやキャラクターを使って、次世代バトルを体感しよう

【ゲーム情報】

タイトル:ストリートファイター6
ジャンル:対戦格闘
販売:カプコン
プラットフォーム:PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/PC(Steam)
発売日:2023年予定
価格:未定
プレイ人数:1~2人(オフラインの場合)
CERO:審査予定

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