週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

山根博士のグロスマレビュー

6400万画素カメラのお手頃5Gスマホ「OnePus Nord CE 2 Lite 5G」レビュー

2022年05月26日 12時00分更新

超広角や望遠がないものの
カメラのクオリティーは高い

 カメラは基本的に6400万画素のメインカメラを使うことになる。ウルトラワイドや望遠を搭載していないため若干物足りなさも感じるが、6400万画素での撮影品質は高く、日々の生活や食事の時に撮影した写真をSNSでシェアするといった用途なら十分満足できる。なお、本体背面のカメラ部分の横はスリットの入ったデザインとなっており、背面の表情に変化を与えている。

6400万画素カメラをメインにしたトリプルカメラ。カメラ横の表面仕上げは変えている

 カメラのUIはOPPOとよく似ており、OPPOのスマートフォンを使った人ならそのまま違和感なく操作できるだろう。モードは「夜景」「動画」「写真」「ポートレート」「その他」。写真では画面の上部に6400万画素の切り替えがあるが、通常撮影は1200万画素相当で撮影される。「ここぞ」というときに高画質に切り替えるのが簡単にできるわけだ。

 また画面を下にスワイプするとサイズ設定とタイマーが表示される。ズームは望遠カメラは搭載していないが、標準では「1倍」「2倍」が表示され、最大6倍までに対応。動画も同様で動画は1080p 30fpsまでに対応する。その他モードではPROやマクロへの切り替えが可能だ。

カメラUI。写真で画面を下にスワイプすると設定が現れる。望遠はデジタル6倍まで対応。その他に含まれるモード

 以下はOnePus Nord CE 2 Lite 5Gのカメラを使った作例だ。ポートレートの作例のみ合成・加工している。

標準カメラで等倍、1200万画素相当撮影

標準カメラで6400万画素に切り替えて撮影

標準カメラでデジタル2倍撮影

標準カメラでデジタル6倍撮影

ボケ最小、ボケ最大の比較

ナイトモード。手前の鉄骨も明るく写り、ライトも綺麗に表現している

標準カメラで食事を撮影、最短撮影距離は10cm程度

マクロカメラは5cm程度まで近寄れる

【まとめ】高水準でまとまっている
ライトユーザーに最適な1台

 約1週間OnePus Nord CE 2 Lite 5Gを使ってみたが、日本円で約4万円ながら5Gに対応しており、カメラは必要最小限だが6400万画素カメラの画質は十分満足できるものだった。スマートフォンマニア的には背面の「1+」のOnePlusロゴに価格以上のブランド価値を感じるところだ。

 スペックは入門機と言えるレベルでライトユーザーには最適であるし、OxygenOSを使ってみたいという人のセカンドマシンにも適しているだろう。次々登場するNordシリーズ、ぜひ日本でも販売してほしいものだ。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事