週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

5月25日までの初夏セール対象モデル

今なら8万円台! モビリティーと使いやすさを両立する14型、Core i7搭載で高めの性能も魅力のノートPC「mouse X4-i7」

2022年05月20日 09時00分更新

「mouse X4-i7」

 少し前ならモバイルノートパソコンといえば、13型のノートパソコンが主流だった。しかし、最近は14型の人気が高い。モバイルノートパソコン選びにおける重要ポイントはサイズと重量だが、実用性を考えるとディスプレーサイズもある程度の大きさがほしくなる。しかし、ひと昔前の14型ノートパソコンは、サイズ的に今の15.6型ノートパソコンくらいの大きさがあったため、モバイル目的でノートパソコンを求める層は、13型がメインにならざるをえなかった。

 しかしここ数年でノートパソコンの狭額縁化、CPUや各種パーツの高性能化、コンパクト化が進み、13型とサイズと重量の変わらない14型ノートが登場したことで、大人気のクラスとなった。

 ワンサイズ差とはいえ、14型ディスプレーを採用することで13型に比べ実用性は大きく向上し、発熱の低い高性能なCPUも多く出てきたことで、性能面での実用性が大きく上がったというのも、人気の1つだろう。

 マウスコンピューターが販売する「mouse X4-i7」も、14型ディスプレーを採用するノートパソコンだ。心臓部たるCPUには第10世代インテルCore i7を搭載しており、処理能力は十分。メモリーは8GB、ストレージは256GB SSDで価格が11万6380円からとなっている。さらに、「初夏セール」の対象製品となっており、5月25日までは8万7800円からと、さらにオトクな価格で購入できる。

 スペック的にハイエンドというわけではないが、必要十分な性能で、コスト重視と考えれば納得のいく構成といえ、コストパフォーマンスは高い。テレワークや事務処理、文章作成などのビジネス用途や、動画視聴といった一般的な作業を快適に行なうことができ、日々ノートパソコンを持ち歩くビジネスユーザーや学生にも最適な1台といえるだろう。

狭額ベゼル採用で14型ながらコンパクトな筐体を実現
インターフェースも充実!

狭額縁デザインのおかげでディスプレーが大きく感じる。色は渋めの黒一色で落ち着きがある

 まずは、外観をチェックしていこう。見た目は一般的なスリムノートパソコンで、シンプルなデザインだ。およそ幅320.2×奥行き214.5×高さ17.5mm、重量は約1.13Kgと、薄く軽いのも特長。

天板にも装飾はなくロゴが入っているだけだ

 狭額縁なベゼルを採用しているのもポイントで、14型ノートパソコンとしてはかなりコンパクトな印象だ。凹凸が少なく、底面の足も小さめなので、カバンへの収納も楽にできる。たまにコンパクトなノートであっても底面のゴム足が大きく張り出していて、カタログスペック値よりも厚みを感じるようなマシンもあるが、本機は底面もすっきりしており、出し入れもしやすい。

キーボード側の底面には空気を取り入れるためメッシュになっている。ゴム足が前後にあるが足の高さは低めでカタログスペックに近い高さになっている。スピーカーが手前側左右に確認できる

ヒンジ部に排気口が見える

フロント側にはインジケーター類やインターフェースはない

 材質はマグネシウム合金を採用しており、軽いだけでなく剛性感も高いので、持ち歩く機会の多い人にはうれしいポイントといえるだろう。

 また、モバイルノートはスリムでコンパクトなデザインが多いため、インターフェースが犠牲になりがちだが、mouse X4-i7はUSB端子が4基に有線LAN、HDMI端子と十分にそろっている。USB 2.0もあるので、データ転送の際には注意が必要だが、USB 3.0も3基あり、うち1つがType-Cになっているのもうれしい仕様だ。有線LANとHDMI端子があるのはビジネス用途での便利に使える。また無線LANは最大2.4Gbpsに対応しているので、無線LAN環境でも心強い。

左側面はセキュリティーロック、有線LAN端子、USB 2.0端子、USB 3.0端子、ヘッドセット対応のヘッドフォン端子が並ぶ

右側面はUSB 3.0 Type-C端子、USB 3.0端子、HDMI端子、電源端子、がある

広々としたキーサイズでタイピングも良好

キーボードはバックライト付きの日本語82キー配列。キー同士の隙間が狭く、キー自体は大きめだ。無変換キーがないのは特殊ではあるが、実用面での不便は少ない。極端に小さくなっているキーも、ファンクションキーと上下カーソルキーだけだ

 ノートパソコンの需要ポイントの1つとなるキーボードは、バックライト付きの82キー配列。キーピッチは約18mmで、キーストロークは約1.4mmと、十分な大きさが確保されている。デスクトップ用のキーボードと変わらない大きさなので、使用感はかなりよい。タイピングも適度な軽さと静音性が確保されており、入力しやすい。

 左右端のリターンキーとシフトキーは押下したときに若干カチカチ音はするが、それでも十分に静かな部類に入るため、静かな場所でも周りを気にせずに作業することが可能だ。テンキーがないので必須と考える人は別途用意する必要があるが、14型でテンキーまで備えてしまうとキーサイズが小さくなってしまい、実用性に欠けてしまう可能性がある。

 個人的にはテンキーは不要と考えているので、こちらのほうがうれしい。またテンキーがないことでトラックパッドがセンターに近い位置にくるのもうれしい仕様だ。mouse X4-i7のトラックパッドは左上をダブルタップすることでタッチパッドの機能を無効化できる。これにより、マウスを接続した場合に不意にカーソルが動いてしまうのを防ぐことが可能だ。

ウェブカメラは100万画素で、Windows Helloの顔認証に対応している

 mouse X4-i7の構成は、最新かつ最強な構成とはいえないが、いずれのパーツも十分な性能は持っていると思われる。GPUがCPU内蔵なので、3D系ゲームを高画質でするような用途には厳しいが、Office系ソフトや動画視聴といった普通の作業を行なうなら十分なスペックだ。

 それこそ一昔前のモバイルノートでは軽く安価にするために性能の低いパーツを組み合わせ、OfficeソフトやフルHD動画の再生すら満足な動作ができるとはいい難い性能のモデルもあったことを考えると、14型モバイルでこのスペックは実用性に不満は感じないだろう。

 コストパフォーマンスを重視してモバイルノートを選ぶなら、mouse X4-i7は選択肢に入れて損のない1台だ。次回はベンチマークテストを行ってその実力のほどを確認してみたいと思う。

試用機の主なスペック
CPU Core i7-10510U(1.8GHz~最大4.9GHz)、4コア/8スレッド
グラフィックス インテル UHD グラフィックス
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
ディスプレー 14型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.0×2、USB 3.0 Type-C、USB 2.0、HDMI出力、有線LAN端子、ヘッドフォン出力/ヘッドセット端子
内蔵カメラ 約100万画素ウェブカメラ(Windows Hello顔認証対応)
サイズ/重量 およそ幅320.2×奥行214.5×高さ17.5mm/約1.13kg
OS Windows 11 Home(64bit)
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう