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「HUAWEI MatePad 11」使い込みレビュー 第2回

HUAWEI MatePad 11の新OSでもAndroidアプリは使える! その入手方法は?

2022年05月30日 12時00分更新

Google Playにアクセスできる「GSpace」

「Gspace」は、ここからGoogle Google Playにアクセスして、アプリをインストールして使えるという画期的なアプリ。HarmonyOS上でアプリを動かすのではなく、HarmonyOS上で動く「Gspace」アプリの中で、お目当てのAndroidアプリを使う、というイメージです。

「Gspace」は縦向きに表示される。あらかじめ、おすすめのアプリが表示されており、タップすると「Google Play」の詳細ページに進む

初めて利用する際は、Googleアカウントでのログインが必要

「インストール」をタップするとインストール可能。虫眼鏡のアイコンをタップして、他のAndroidアプリを検索することも可能

 これにより、「YouTube」「Googleマップ」「Googleフォト」など、グーグルの純正アプリも使えるようになります。「AppGallery」や「Petal検索」で使いたいアプリが見つからなかった場合も、この「Gspace」でほぼ見つかるはずです。

「Gspace」で入手したアプリを使うには、まず「Gspace」を起動するというワンクッションが必要になりますが、「Gspace」がアプリのフォルダだと考えたら、さほどの手間ではありません。もちろん、Androidアプリの非公式な導入方法であり、正しく動作することは保証されていませんが、どうしても使い続けたいアプリがある人には、最後の砦となることでしょう。

インストールできても、このように表示されて使えないケースもある

ほかにもあるHUAWEI MatePad 11への
アプリ導入方法

 ほかに、HUAWEI MatePad 11に「Amazonアプリストア」アプリを導入し、Fireタブレット向けのアプリをインストールして使うこともできます。また、今回筆者は試していないのですが、ファーウェイが提供する「Tablet Clone」というアプリを使って、従来使っていたAndroidタブレットからアプリのデータを移行させて使うこともできるようです。

「HUAWEI AppGallery」には物足りなさを感じるものの、アプリは思っていたよりも使えるというのが率直な感想。ただし、アプリによって入手先が異なることを手間に感じるのであれば、他のメーカーのタブレットを選択したほうがいいでしょう。

ファーウェイ「HUAWEI MatePad 11」の主なスペック
ディスプレー 約10.95型IPS液晶
画面解像度 2560×1600
サイズ 約254×165×7.25mm
重量 約485g
CPU Snapdragon 865
(1×2.84GHz+3×2.4GHz+4×1.8GHz)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC(最大1TB)
OS HarmonyOS 2
無線LAN Wi-Fi 6
カメラ画素数 リア:約1300万画素/イン:約800万画素
バッテリー容量 7250mAh
生体認証 顔認証
USB端子 Type-C
カラバリ アイルブルー、マットグレー
市場予想価格(税込) 5万4780円
 
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