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KDDI、表示するデバイスのスペックに依存しないアパレル販売向け高精細XRマネキンを開発

2022年05月18日 13時50分更新

 KDDIは5月18日、Google CloudのImmersive Stream for XRを活用し、アパレル販売向け高精細XRマネキン(以下:本ソリューション)を開発した。

XRマネキン

 バーチャルで商品を表示するサービスは昨今広がりつつあるが、商品の素材感やサイズ感を確認できるほどの高精細な表現をするには、表示するデバイスのスペックに依存している現状だという。

 本ソリューションでは、クラウド上でレンダリング(コンピュータープログラムで映像を生成)した映像を、5Gなどを使ってストリーミング配信する。これにより、表示するデバイスのスペックに依存せず高精細なマネキンを表現することができるとしている。

 具体的には、360度から立体的に確認可能な高精細な商品イメージを、ウェブブラウザーやGoogleアプリを通じて店舗サイネージや店頭接客用タブレットなどさまざまなデバイスに投影可能。

 またスマートフォンやタブレットを使用するとARで表示することもできるので、店頭では在庫を置くことなく販売することが可能になる。

 今後は、パートナー企業とともに実証実験による有効性の検証などを実施し、実店舗への導入を目指していくという。

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