こじんまりとしつつも見どころの多かった展示会
ほかにも興味ある製品は多く書ききれない。骨伝導ドライバーの採用がハイエンドモデルで増えてきたのが面白い。finalが扱うFir audioの「Frontier」シリーズには骨伝導を使ったキネティックベース技術が用いられている。Noble Audioの新製品で、ユニバーサルIEMのフラッグシップとなる「KUBLAI KHAN」も採用した。また、Unique Melodyは従来の「MEST」に加えて「MASON」でも骨伝導ドライバーを採用している。いずれも隠し味のような使い方だが、新しいトレンドのひとつと言えそうだ。
全体を通して、出展社数から事前に想像していたよりも新製品や参考出品が多く、規模は小さいと言ってもいつものヘッドフォン祭という印象を受けた。懐かしい顔に直接会えることもとても楽しく「リアルイベントはやはり良いものだ」という印象を新たにした。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります