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山根博士のグロスマレビュー

美しさとパワーを秘めた折りたたみスマホ、ファーウェイ「HUAWEI P50 Pocket」

2022年04月21日 12時00分更新

Pシリーズらしく、美しい仕上がりのカメラ

 HUAWEI P50 Pocketのメインカメラは4000万画素広角、1300万画素超広角、そして画質補正用に3200万画素ハイパースペクトラムカメラを搭載している。また内側のフロントカメラは1070万画素だ。日常的なスナップをより美しく撮影することを考えた設計と言える。

4000万画素+1300万画素の撮影カメラに加え、3200万画素のハイパースペクトラムカメラを搭載

 縦折り式のスマートフォンは、本体を半開きにした状態で画面表示を有効利用できるモードに対応している。HUAWEI P50 Pocketもカメラを起動すると、上半分がプレビュー、下半分にシャッターなどのコントロール部分が表示される。三脚がなくともリモート撮影ができるなど、縦折り式はカメラとしても使いやすい。

いわゆるフレックスモードでカメラを起動すると使いやすい

 以下はいくつかの作例だ。なお、広角カメラは標準では1000万画素相当で撮影され、4000万画素で撮るためには設定から切り替えが必要だ。

超広角撮影

標準撮影(1000万画素相当)

標準撮影、4000万画素に切り替え

デジタル2倍撮影

ポートレート撮影、ボケ最大

近距離撮影

街中でスナップ撮影(標準1000万画素相当)

街中でスナップ撮影(標準1000万画素相当)

【まとめ】折りたたみならではの操作性と
人に自慢したくなる美しいデザイン

 HUAWEI P50 Pocketの本体デザインは群を抜いた美しさであり、折りたたんだまま持ち運ぶときにはその姿を他の人に見せたくなるような仕上がりになっている。カメラ性能も悪くなく、フレックスモードでの撮影も使いやすい。グーグルサービスの非搭載が残念だが、それをふまえても「欲しい」と思わせる製品ではないだろうか。ファーウェイには引き続き、このような素晴らしい製品の開発を進めてほしいものだ。

プレミアム版はパッケージも美しい

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