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ファーウェイ、ライカカメラ搭載の「HUAWEI P50」を予告! 「HUAWEI WATCH 3」やゲーミングモニターも海外で発表

2021年06月02日 23時00分更新

 ファーウェイは、オンラインで「HUAWEI HarmonyOS & New Products Launch」を開催。その中で同社最新フラグシップ「HUAWEI P50」シリーズを予告した。

HUAWEI P50シリーズをチラ出し

「HUAWEI P50」の存在を公表 ライカカメラ搭載は確認可能

 今回の発表会はYouTubeでも配信されたが、中国語によるもので(英語吹き替えあり)、同社の「HarmonyOS」の説明が中心。HamonyOSがスマホ、タブレット、スマートウォッチ、スマート家電、IoTと幅広いジャンルのハードウェアに適用でき、デジタル時代の可能性を広げられる存在であることをアピールした。既存ファーウェイ製端末のHarmonyOSへのアップデート予定も公表。HUAWEI P10シリーズ以降と幅広い機種をサポートする。

HarmonyOSなら、これらの機器のOSをすべてカバーできるとアピール

少なくとも本国ではかなり古い機種に対してもアップデートを用意するようだ

 発表会の最後に予告されたのが、HUAWEI P50シリーズ。今回はあくまで外観が公表されたに過ぎないが、3+1のカメラ、ライカのロゴなどは確認できた。

発表会のムービーから。ライカのロゴも見える

HUAWEI WATCHの4年ぶりの新世代モデルに、単体のディスプレー製品も

 そのほかにもスマートウォッチ、タブレット、ディスプレーなどの新製品も発表している。

 スマートウォッチは「HUAWEI WATCH 3」。2017年に初登場の「HUAWEI WATCH 2」からは4年ぶりの新世代モデルとなる。丸い文字盤の端部分が曲面になっている3Dデザインを採用。また、eSIMを搭載しており、対応キャリアとの組み合わせで単独でのモバイル通信も可能になっている。

 OSはHarmonyOSで、翻訳機能やナビ機能、決済機能、自動車のキーとしての利用などに対応。AppGallery経由でのサードパーティー製アプリの追加もサポートしている。価格は2599人民元から(約4万5000円)。

 上位モデルの「HUAWEI WATCH 3 Pro」はクラシックモデルとエリートモデルの2タイプがあり、本体はフルメタル、背面はセラミック素材を用いる。また、4つの衛星からの測位により、正確な位置情報でデータを記録してくれるという。価格は3299人民元から(約5万7000円)。

 タブレットの新「HUAWEI MatePad Pro」には、100万:1のコントラスト比に対応した12.6型有機ELパネルを採用。PCライクな利用が可能になるキーボードカバーに加え、Windowsの外付けディスプレーとして利用できる機能もある。CPUはHUAWEI Mate 40 Pro 5Gと同じKirin 9000、バッテリーは10050mAh。オプションの「M-Pencil」も第2世代に一新されている。価格は4999人民元から(約8万6000円)。

 「HUAWEI MateView」は3:2で4K解像度(3840×2560)の単体の液晶ディスプレー。画面占有率は98%まで達し、ファーウェイ製スマホのPCモードをワイヤレスでの接続で利用できる。さらに「HUAWEI MateView GT」は1500Rの曲率と165Hzのリフレッシュレートに対応したゲーミングモニターだ。

 「HUAWEI FreeBuds 4」は、オープンタイプでアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されていたHUAWEI FreeBuds 3の後継モデル。さらなる小型化や低遅延化も進められているとした。

 

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