力がほしいか? ならばAnTuTu100万超えのスマホ「REDMAGIC 7」をゲットせよ!
中国のスマホメーカー、Nubia Technologyは最新プロセッサー「Snapdragon 8 Gen1」を採用したゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 7」の日本発売を4月6日10時に発表しました。本製品を発売に先がけて借りられたので、実機レビューをお届けします。
Snapdragon 8 Gen1は、Cortex-X2(最大3GHz)を1基、Cortex-A710(最大2.5GHz)を3基、Cortex-A510(最大1.8GHz)を4基搭載したオクタコア構成のプロセッサー。CPUパフォーマンスが20%、CPU電力効率が30%、GPUパフォーマンスが30%、GPU電力効率が25%向上。また第7世代AIエンジンは、前モデルの最大4倍の動作速度を実現していると謳われています。
出し惜しみせずベンチマークスコアからお伝えすると、総合ベンチマーク「AnTuTu Benchmark V9.3.2」のスコアは、ついに大台を超えて104万を記録。これは記事執筆時点(3月16日時点)のAnTuTu Benchmarkのランキングでトップのスコアです。すご!
ふたつ目の吸気口を背面に追加して気流を35%増加
REDMAGIC 7はOSに「RedMagic OS 5.0」(Android 12ベース)、SoCに「Snapdragon 8 Gen 1」を採用しています。カラーは3色が用意されており、Obsidianがメモリー(LPDDR5)12GB+ストレージ(UFS3.1)128GB、Pulsarが16GB+256GB、Supernovaが18GB+256GBを搭載しています(日本ではPulsarは発売されません)。本体、アクセサリー類の価格は下記の通りです。
- REDMAGIC 7 12G+128G Obsidian 9万1000円
- REDMAGIC 7 18G+256G Supernova 11万6000円
- ガラスフィルム(REDMAGIC 7専用) 2200円
- 保護ケース(REDMAGIC 7専用) 3300円
- REDMAGIC スマホクーラー グレー(汎用ver.) 6600円
- REDMAGIC スマホクーラー 透明(汎用ver.) 6930円
これ以外のスペックは共通。ディスプレーは6.8型の有機EL(2400×1080ドット、20:9、リフレッシュレート最大165Hz、タッチサンプリングレート最大720Hz、最大輝度700cd/m²、コントラスト比1000000:1、色域DCI-P3 100%、2.5D Corning Gorilla Glass)を搭載。このディスプレーはSGSのアイケア認定を取得しています。
カメラは広角(64MP、サムスン製S5KGW2、80度、F1.75)、超広角(8MP、Hynix製HI846、120度、F2.2)、マクロ(2MP、OmniVision Technologies製OV02A10、78度、F2.4)、フロント(8MP、1.12μm、F2.0)という構成。メインの広角カメラは最大10倍のデジタルズームで撮影可能で、動画は最大8K/30fpsに対応しています。
通信機能は5G(nanoSIM×2)、Wi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.2、NFCに対応。有線インターフェースはUSB 3.0 Type-C、3.5mmオーディオ端子を装備しています。
操作系は電源ボタン、ボリュームボタン、ショルダートリガーボタン(タッチサンプリングレート500Hz)×2、ゲームブーストモードスイッチを用意。また、指紋認証センサーはディスプレー下埋め込み型を採用しています。
ボディーはミドルフレームが金属製、バックカバーがガラス製。本体サイズは約78.33×170.57×9.5mm、重量は215g。バッテリーは4500mAhを内蔵。65W GaN急速充電器が同梱されており、25分でフル充電が可能です。
REDMAGICシリーズと言えば空冷ファンが性能&外観上のアドバンテージ。REDMAGIC 7では冷却機構が「ICE 8.0 Multi-dimensional Cooling System」(ICE 8.0 多次元冷却システム)に進化。空冷、液体冷却、熱放散材料、航空宇宙グレードの相変化材料が組み合わされ、さらに背面にふたつ目の吸気口を追加。従来のREDMAGICシリーズと比較して、気流を35%増加させ、2.4度の温度低下を実現しているとのことです。
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