週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

力がほしいか? ならばAnTuTu100万超えのスマホ「REDMAGIC 7」をゲットせよ!

2022年04月06日 10時00分更新

 中国のスマホメーカー、Nubia Technologyは最新プロセッサー「Snapdragon 8 Gen1」を採用したゲーミングスマートフォン「REDMAGIC 7」の日本発売を4月6日10時に発表しました。本製品を発売に先がけて借りられたので、実機レビューをお届けします。

 Snapdragon 8 Gen1は、Cortex-X2(最大3GHz)を1基、Cortex-A710(最大2.5GHz)を3基、Cortex-A510(最大1.8GHz)を4基搭載したオクタコア構成のプロセッサー。CPUパフォーマンスが20%、CPU電力効率が30%、GPUパフォーマンスが30%、GPU電力効率が25%向上。また第7世代AIエンジンは、前モデルの最大4倍の動作速度を実現していると謳われています。

 出し惜しみせずベンチマークスコアからお伝えすると、総合ベンチマーク「AnTuTu Benchmark V9.3.2」のスコアは、ついに大台を超えて104万を記録。これは記事執筆時点(3月16日時点)のAnTuTu Benchmarkのランキングでトップのスコアです。すご!

AnTuTu Benchmarkで104万のスコアは、冷却ユニット「RedMagic Turbo Cooler」を装着せず、単体で記録した値です

ふたつ目の吸気口を背面に追加して気流を35%増加

 REDMAGIC 7はOSに「RedMagic OS 5.0」(Android 12ベース)、SoCに「Snapdragon 8 Gen 1」を採用しています。カラーは3色が用意されており、Obsidianがメモリー(LPDDR5)12GB+ストレージ(UFS3.1)128GB、Pulsarが16GB+256GB、Supernovaが18GB+256GBを搭載しています(日本ではPulsarは発売されません)。本体、アクセサリー類の価格は下記の通りです。

  • REDMAGIC 7 12G+128G Obsidian 9万1000円
  • REDMAGIC 7 18G+256G Supernova 11万6000円
  • ガラスフィルム(REDMAGIC 7専用) 2200円
  • 保護ケース(REDMAGIC 7専用) 3300円
  • REDMAGIC スマホクーラー グレー(汎用ver.) 6600円
  • REDMAGIC スマホクーラー 透明(汎用ver.) 6930円

 これ以外のスペックは共通。ディスプレーは6.8型の有機EL(2400×1080ドット、20:9、リフレッシュレート最大165Hz、タッチサンプリングレート最大720Hz、最大輝度700cd/m²、コントラスト比1000000:1、色域DCI-P3 100%、2.5D Corning Gorilla Glass)を搭載。このディスプレーはSGSのアイケア認定を取得しています。

 カメラは広角(64MP、サムスン製S5KGW2、80度、F1.75)、超広角(8MP、Hynix製HI846、120度、F2.2)、マクロ(2MP、OmniVision Technologies製OV02A10、78度、F2.4)、フロント(8MP、1.12μm、F2.0)という構成。メインの広角カメラは最大10倍のデジタルズームで撮影可能で、動画は最大8K/30fpsに対応しています。

 通信機能は5G(nanoSIM×2)、Wi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.2、NFCに対応。有線インターフェースはUSB 3.0 Type-C、3.5mmオーディオ端子を装備しています。

 操作系は電源ボタン、ボリュームボタン、ショルダートリガーボタン(タッチサンプリングレート500Hz)×2、ゲームブーストモードスイッチを用意。また、指紋認証センサーはディスプレー下埋め込み型を採用しています。

 ボディーはミドルフレームが金属製、バックカバーがガラス製。本体サイズは約78.33×170.57×9.5mm、重量は215g。バッテリーは4500mAhを内蔵。65W GaN急速充電器が同梱されており、25分でフル充電が可能です。

 REDMAGICシリーズと言えば空冷ファンが性能&外観上のアドバンテージ。REDMAGIC 7では冷却機構が「ICE 8.0 Multi-dimensional Cooling System」(ICE 8.0 多次元冷却システム)に進化。空冷、液体冷却、熱放散材料、航空宇宙グレードの相変化材料が組み合わされ、さらに背面にふたつ目の吸気口を追加。従来のREDMAGICシリーズと比較して、気流を35%増加させ、2.4度の温度低下を実現しているとのことです。

ディスプレーは6.8型有機EL(2400×1080ドット、20:9、リフレッシュレート最大165Hz、タッチサンプリングレート最大720Hz、最大輝度700cd/m²、コントラスト比1000000:1、色域DCI-P3 100%。2.5D Corning Gorilla Glass)

高輝度、高コントラスト、広色域の有機ELディスプレーを搭載しているだけに、鮮やかかつ、黒の締まった映像美を堪能できます

今回試用したのはSupernova(18GB+256GB)。内部が透けて見えるデザインが人気のモデルです。前シリーズでは同じく半透明の「Ghost」(16GB+256GB)が人気を集めていました

左側面に加えて、背面に吸気口を追加。従来のREDMAGICシリーズと比較して気流を35%増加させています

ターボファンが動作するとLED RGBが点灯。ゲーミングPCライクな装備です

上面にはマイク、3.5mmオーディオ端子、下面にはスピーカー、USB 3.0 Type-C端子、マイク、SIMカードトレイ(nanoSIM×2)を配置

右側面にはショルダートリガーボタン(左)、排気口、電源ボタン、マイク、ショルダーボタン(右)、左側面にはボリュームボタン、吸気口、ゲームブーストモードスイッチを用意

パッケージには本体以外に、本体ケース(透明)、電源アダプター、USB Type-Cデータケーブル、SIMピン、説明書類が同梱

ACアダプターのサイズは実測42×55×27mm、USB Type-Cケーブルの長さは実測99cm

ACアダプター(グローバル版)の型番は「STC-A59152050AC-Z」。仕様は入力100-240V~1.5A、出力5V 3A、9V 3A、15V 3A、20V 3.25A、PPS:5-11V 5A、5-20V 3.25A、容量65W

本体ケースはTPU素材の半透明ソフトケース。装着していてもLED RGBターボファンがしっかりと見えます

本体の実測重量は223.9g

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事