災害対応＋情報発信ベンダー
ダイドードリンコは、神戸市と神戸学院大学を運営する神戸学院と共同で産官学の連携を強化し、自動販売機の「付加価値の向上」と「IoT化」による地域社会への貢献を目的に、「災害対応＋情報発信ベンダー」を神戸学院大学ポートアイランド第1キャンパスなどに設置し、3月2日に除幕式（セレモニー）を実施した。
本自販機は、同社と神戸学院大学がコラボして実施したゼミ授業「“あったらいいね”自販機開発プロジェクト」がきっかけで実現したもので、自販機左下のパネル部分にデジタルサイネージを施し、神戸市の市政情報、地域ニュースや神戸学院大学の学生が作成した防災コンテンツなどを配信する。また、災害発生時にはアラートが鳴り、地震速報・津波警報などの災害情報を表示する。
災害発生時には、非常用電源に切り替えることにより、避難する人に対し一時的に飲料を無償で提供するなど災害救援が可能だ。
設置場所（3月2日時点）は、あんしん会 あんしん病院（神戸市中央区）、丸紅ロジスティクス 神戸物流センター（神戸市北区）など計4台。今後、神戸学院大学 ポートアイランド第1キャンパス、有瀬キャンパスなどにも設置する予定。
神戸学院大学ポートアイランド第1キャンパスの除幕式（セレモニー）の様子
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