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ノイズキャンセル機能を装備、声の操作で選曲操作も

声で操作できる完全ワイヤレス、AmazonのEcho Budsがついに日本登場

2022年02月17日 10時00分更新

 Amazonは2月16日、「Echo Buds(第2世代)」の国内販売を開始する。

 独自にカスタム設計したアクティブ・ノイズ・キャンセリング(ANC)技術を搭載し、ワイヤレス充電機能付きが選べ、ハンズフリーでAlexaを利用できる完全ワイヤレスイヤホンだ。ブラックとグレーシャーホワイトの2色展開。

 販売価格はUSB Type-C充電ケース付きの標準モデルが1万2980円、ワイヤレス充電対応ケース付きで1万4980円。すでに予約を開始している。期間限定のプロモーションも実施中。2月23日中の予約販売期間に注文すると、USB-C充電ケース付きが2500円引き、ワイヤレス充電ケース付きが3500円引きで購入可能。

 5.7mmのダイナミック型ドライバーを採用。Bluetooth 5.0対応(Realtek RTL8763C搭載、対応コーデックは未詳)。本体はAlexaがオンの状態で最大5時間の音楽再生が可能(ケース併用で最大15時間)。15分間で最大2時間の急速充電も可能。Echo Buds装着時に声で左右のバッテリー残量も確認できる。Qi規格に対応する、Amazon Echo Buds用 PowerWave 5Wワイヤレス充電パッド(Made for Amazon認定取得)なども別売で用意している。

 IPX4の防滴仕様で、汗や水しぶき、小雨などに耐える。ショートノズルと耳孔内の圧力を軽減するベントによって、耳に自然かつぴったりとフィットするため、日中の長時間使用にも適するという。付属イヤーチップは4サイズ、さらにウィングチップが2種類。Alexaアプリでもセットアップ時に、イヤーチップのフィットテストをすることで、左右の耳それぞれに適切なウィングチップとイヤーチップを確認できる。

 ANC機能は内側/外側マイクの両方を使用。外側は左右2基ずつのビームフォーミングタイプとなっている。加速度センサー、近接センサー、タッチ機能などを持つ。周囲の音に合わせて鼓膜内の音圧を推定し、逆の音声信号を生成して不要なバックグラウンドノイズを抑制する。イヤホンの長押し、Alexaアプリのデバイス設定、「アレクサ、ノイズキャンセリングをオンにして」と話しかけることでオンにできる。アンビエントサウンド(外音取り込み)機能も持つ。

 Alexaを使い、Amazon Music、Apple Music、Spotifyなどで音声検索が可能。散歩中に「アレクサ、リラックスできる曲を15分間再生して」と話しかけ、決まった時間だけ音楽を再生するようにリクエストもできる。また、帰宅後に「アレクサ、続きをかけて」と話しかけると、自宅のEchoデバイスでEcho Budsで聴いた曲の続きから再生できるという。音楽だけでなくニュースを聞いたり、リマインド機能やカレンダーのチェックなど幅広い活用が可能だ。Echoシリーズ対応のAlexaスキルの数は日本で4000を超えたという(2022年2月時点)。

 紛失防止機能として、Alexaアプリのデバイス設定で「デバイスを探す」がある。Echo BudsがスマートフォンとBluetoothでつながる場合、ボタンを押すとイヤホンからチャイム音が鳴る(ケース収納時はふたを開けておく必要がある)。ケースサイズは幅66.8×奥行き28.6×高さ39.1mm、重量は本体5.7g、充電ケース44.4g(USB Type-C充電付き)。

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