macOS Montereyでパフォーマンスをチェック
最後にmacOS Montereyへ接続した「T5」と「T7 Touch」のパフォーマンスを見ていこう。パフォーマンスのチェックには、シーケンシャルリード/ライトの速度を測定するMac環境では定番の「Blackmagic Disk Speed Test」と、Windows環境の定番ストレージベンチマークソフト「CrystalDiskMark」のユーザーインターフェースを採用する「AmorphousDiskMark 4.0」を利用している。
「Blackmagic Disk Speed Test」は、データサイズ5GB。「AmorphousDiskMark」はデータサイズ1GiBで実行している。
結果は「M1 Macで外付けSSDが遅いという噂は本当か? インテルMacとの比較も交えて徹底検証」で検証したように、Appleシリコン搭載MacBook Airでテストしているため、アクセス速度はSamsungの公称値に届いていない。
とは言え、macOS Montereyで顕著に速度低下するといったことはなかったので、ひと安心だろう。ちなみに両ベンチマークともに、結果は多少結果にブレがあるため、ここでは比較的数値が良かった結果を出している。
T5の結果
T7 Touchの結果
なお、M1 Macだと外付けストレージの速度が公称値通りに出ないことは前述したが、さらに興味深い話としてThunderbolt 3接続のディスプレーを接続すると外付けSSDの速度が向上するという不可思議な現象も確認されているので、気になる方は目を通してみてほしい。
macOS Montereyも安心のSamsung Portable SSD
最新macOSである、macOS Montereyでまったく問題なく活用することができたSamsung Portable SSDシリーズ。macOS Montereyにアップデートを考えている人はもちろん、この春にmacOS Monterey搭載MacBookやiMac、Mac miniの購入を考えている人にもSamsung Portable SSDシリーズは安心して購入できるモバイルSSDになっている。
なかでも新たにMacの購入を考えている人は、ストレージの容量は512GBか1TBに留め、頻繁に開かない写真や動画、過去の書類などといったファイルは、外付けのSamsung Portable SSDシリーズを購入して、そちらに保管するといった運用方法もおすすめだ。
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