WQHD+sRGB比約100%の高色域表示に対応
CPUの進化でインターフェースもバージョンアップ
外観は従来モデルを引き継いでおり、並べても区別はつかない。若干手前に向かって絞り込まれているが、全体的なイメージとしては立方体に近い。本体色は渋めのガンメタリックで天板に入っている「DAIV」のロゴもあまり目立たない。シンプルなデザインで仕事道具らしい仕上がりだ。
本体サイズは約355.5(W)×236.7(D)×20.6(H)mmで、重量は約1.73Kgとこちらも変化はない。15.6型の液晶はWQHD(2560x1440ドット)と高解像度で、sRGB比約100%の高色域表示が可能だ。表面はノングレア処理がなされているので、屋外など周囲が明るいシーンでも反射の心配はない。

背面インターフェースは、左からUSB Type-Cと互換性のあるThunderbolt 4、HDMI端子、有線LAN端子、電源端子が並ぶ。外部モニターに出力する場合は、HDMI端子なら4K/60Hzまで、Thunderbolt 4なら4K/120Hzまで出力可能だ
CPUのバージョンアップによって、インターフェースも多少進化。先述したThunderbolt 4など、ノートPCとしては十分な数が揃っている。
USBは通常のType-Aが左右で3つ備わっていて、すべてが3.0以上の規格なのは使い勝手がよい。また、左側の1つはUSB 3.1に対応しており、SSDのような読み書きの速いストレージを接続する際には左側につなぐようにするといいだろう。転送速度が倍近く変わるので、作業効率は格段に上がるはずだ。
キーボードは、テンキー付きで日本語100配列となっている。キーピッチは約18.75mm、キーストロークは約1.4mmで標準的なデスクトップ用キーボードとほぼ同じだ。キー入力は軽めだが、入力される位置に適度な重みがあって操作性は良い。そのうえタイピング音はかなり静かなので、場所を問わず気軽に作業ができるだろう。キーとキーの隙間は狭めということもあり、目的のキーの隣に触ってしまうことも多いかもしれない。このあたりは慣れ次第だ。
また、キートップは若干の凹みがあって入力操作はしやすい。テンキーは標準的な4列ではなく3列になっているので、フルサイズキーボードに慣れた人は最初戸惑うかもしれないが、このあたりも慣れが必要になるだろう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう