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jinjer、地域福祉分野でのICT活用に黒部市社会福祉協議会と共同研究プロジェクトを開始

2021年12月23日 12時30分更新

 社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会とjinjerは12月22日、「福祉分野におけるICTを活用した業務効率改善(ふくしDX)の共同研究プロジェクト」を開始すると発表した。

 jinjerは、人事労務・勤怠管理・給与計算・ワークフロー・経費精算・請求書・電子契約・ウェブ会議などバックオフィス業務の効率化を支援するクラウドサービス「jinjer」を提供。

 黒部市では今後の介護需要の増加が見込まれ、黒部市社協では地域福祉分野でのICT利活用の調査研究を2016年ごろから進めていたという。そのなかで業務効率改善と働きやすい職場づくりの一環として総務系のバックオフィスをデジタル化することを検討。9月17日に黒部市社協が参画する「デジタルふくし推進ネットワーク」が、富山県の「小規模法人のネットワーク化による協働推進事業」に採択されたことを受け、具体的な人手不足の解決を「福祉分野におけるICTを活用した業務改善の共同研究」という形で開始することとなった。

 共同研究では、jinjerのサービス(勤怠・人事・ワークフロー・雇用契約・ワークバイタル・経費精算)や業務可視化を利活用して、バックオフィス総労働時間・書類のペーパーレス化・郵送件数の改善を行なう。

 jinjerでは、共同研究を通じて将来的にはバックオフィス業務のデジタル化による施設間の連携・統合を実現し、福祉サービスにおける課題を解決し、jinjerと黒部市社協で黒部市発の(ふくしDX)を全国的に広げることを目指すという。

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