週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

日産「AURA」の上質感と柔らかな走りは幅広い年齢層に受け入れられる

2021年12月11日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

日産の得意技「ePedal」の乗りやすさが光る

運転をするゆみちぃ部長(撮影は停止状態で行なっています)

 それではゆみちぃ部長にステアリングを託しましょう。走行モードはNOMALとECO、そしてSPORTの3種類が用意されているので、まずはNOMALからスタートしましょう。「日産車って、ほかのクルマとどう違うんだろう?」と興味津々のゆみちぃ部長。動かしだした瞬間「ハンドル操作が軽くてラクですね!」と第一声。実は直前まで、「MINIミニ大作戦」と題した連載の独逸産英国ブランドのクルマに乗っていたのですが、まさに対極の印象。あちらを剛とするなら、こちらは「とても柔らかで軽やかですね」と、柔の印象を持たれたようです。

運転をするゆみちぃ部長

 しばらくすると「このクルマ、今までのクルマとは違う音がします」と、ゆみちぃ部長は鋭い耳で違いを探知した模様。「なんか、ゴーって音がするんですけれど」というではありませんか。何かクルマに不具合が起きたのか? と思いきや、それはタイヤが発するロードノイズ。エンジン音や排気音が小さいがゆえに、ロードノイズが耳につきやすくなってきた、というわけです。静かなクルマがお好みのゆみちぃ部長的に、「静かなクルマって、こういう事が起こるのですね」と感心したようです。「柔らかな乗り心地と静けさ、そして軽やかな走りはイイですね。内装も落ち着いた雰囲気ですし、荷物も結構乗りそうだから、素敵な1台だと思います」というのが、ゆみちぃ部長の総論です。

AURAを運転をするゆみちぃ部長

 続いてECOモードに変更。このモードにすると、日産のいうところの「ePedal」、一般的にはワンペダル動作となります。ワンペダルのメリットは、アクセル操作だけで加減速できること。街乗りや渋滞時にブレーキとアクセルを踏み変えなくてもよい恩恵は計りしれません。最初は機能の意味と、その内容に戸惑いをみせたゆみちぃ部長ですが、「これは便利ですね。確かにブレーキは完全停止する時だけしか使っていません」と歓び顔。一方で「なんか走りがモッサリしたように思うんですけれど」とも。

ドライブモードをSPORTに変更!

 ここで部員KはSPORTモードに設定を変更。「また私にスパルタするんですか!?」と疑心の目で部員Kを睨みつけます。ですが「これ、動きがすごく軽くなった! コレ! これですよ!」と今日イチの笑顔満開。「ずーッとコレでいいです」と、今までSPORTモードに対し恐怖を覚えていたとは思えない発言まで飛び出します。「この走り、凄く気持ちがイイですね。とても楽しい」と、時間ギリギリまで走りを楽しんでいらっしゃいました。

日産AURA

 ここで以前、NOTE e-POWERを試乗したことのある部員KのAURAの感想を。NOTEの2WDとAURAの4WDという駆動方式の違いはあるのですが、最初に気づくのは段差などの衝撃時において角が丸く感じられたこと。サスペンションは変わっていないとのことなので、おそらくは車重が約100kg増加したことによるものでしょう。ワイド化の恩恵はコーナーリング時の安定感や接地感に寄与しているようです。ですから走りの面でも若々しさを感じさせるNOTEに対し、AURAはオトナの1台に仕上げられているといえそう。

日産AURA

 「年配の方向け、という話を聞きましたけれど、全然そんなことなくて。カッコよくて、使い勝手もよくて、静かで、運転がとてもラク。欠点が見当たらないんですよ」とゆみちぃ部長はAURA e-POWERを大変気に入った様子。「e-POWERはイイパワーなんですね!」とダジャレを言いながら、AURAとの別れを惜しんでいました。

日産AURA

寺坂ユミ(てらさかゆみ)プロフィール

 1月29日愛知県名古屋市生まれ。趣味は映画鑑賞。志倉千代丸と桃井はるこがプロデュースする学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」に10期生として加入。また「カードファイト!! ヴァンガード」の大規模大会におけるアシスタント「VANGIRLS」としても活躍する。運転免許取得してから上京後は一切運転していないが、最近ペーパードライバーを脱出。こだわりが強く興味を抱くとのめりこむタイプであることから、お気に入りの1台を探す予定。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事