週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ゲーミングディスプレーのワイドスクリーンでも実際にプレイ!

CPU内蔵GPUでも快適動作!テレワークのおともに会社経営、『A列車で行こう はじまる観光計画』のPC版ならではの魅力に迫る

2021年12月03日 11時00分更新

文● Zenon/ASCII
提供: アートディンク

 アートディンクとKOMODOが2021年12月8日に発売する、PC(Steam)用ソフト『A列車で行こう はじまる観光計画』。本作は鉄道会社の社長となり、線路や道路を敷いて都市の交通網を整備していくシミュレーションゲームだ。

 シリーズ35周年の記念タイトルでもあり、すでに2021年3月にはNintendo Switch版が発売中。基本的なゲームの遊び方やゲーム自体の面白いポイントなどは、下記のSwitch版レビュー記事でまとめているので参照してほしい。

はじめまして!『A列車で行こう はじまる観光計画』は経済の勉強にもなる「社長」へのバイブル!?

 今回は、Switch版からの変更点を中心に本作のレビューをお届けするとともに、場所を選ばず本作を遊べるノートPCを用いて、どれだけ快適に遊べるのかといった動作検証も行なっていこう。

 本作の価格はパッケージ版/ダウンロード版ともに7678円だ(パッケージ版にはSteamキーを封入)。発売から1週間の2021年12月8日~12月14日までは、ダウンロード版が10%オフで提供される。

Steamストアページ

■最低動作環境
CPU:インテル「Core i5-4440」 3.10GHz以上
メモリー:8GB以上
HDD:12GB以上
グラフィック:Intel HD Graphics 4600以上
ディスプレー:1280×720ドット以上
DirectX:DirectX 11以上
サウンド:Direct Sound対応
OS:Windows 11/10/8.1対応(いずれも64bit)
そのほか:インターネット環境必須/キーボード、マウス、ゲームパッド対応、タッチPC対応

※本製品のインストールおよび起動には、Steamクライアントをインストールする必要があります。

■【はじまるA列車】ゲーム紹介PV

PC版ではグラフィックの改善や新機能の追加を実施

 まずはPC版における改善点から紹介していこう。グラフィックス面では遠景の表示海面の反射高品質テクスチャーなどが追加され、さらに美麗に進化しているのがポイント。ゲーム中のオプションから任意の項目をオン/オフできるので、ユーザーごとに異なるPC環境に応じた設定が可能だ。

グラフィックオプション画面。FPSの設定も可能になったが、これはPCの性能によって操作できる場合とできない場合がある

最も広い範囲を見渡している画面。プレイ時に周囲の状況が把握しやすくなるほか、遠くまで描画されるようになったことで画像映えもよくなった

横から眺めた「遠景表示」の比較画像はこんな感じ(上:狭い/下:最大)。
湖の対岸まで見えるようになっているのが、おわかりいただけるだろうか

「海面反射」の比較画像(上:オフ/下:オン)。
鉄道橋が水面に映っており、リアリティが増した

 また、ユーザーから要望が多かったという「ストップタイマー」機能を新たに実装。これにより、早送り機能でうっかり進め過ぎてしまったという事故もなくなる。

ストップタイマー機能。早送りの停止日時を決められるため、ちょっと目を離しても安心だ。実行するには、「早送り」を開始すると画面中央に出てくるタイマーボタンを押すだけ

すると停止日時が指定できるので、止めたい日時をセットして閉じる

あとはひたすら早送りで時の経過を待ち、指定日時になると自動的に止まってくれる。年単位でも早送りできるので、建築に300日かかる子会社を建てるといった時に使うといいだろう

本作にはオートセーブ機能もある(初期設定では5分間隔)ので、失敗を取り戻すことも簡単に。優しい世の中になったものだ

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう