週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ゆみちぃのMINIミニ大作戦

MINI唯一のPHEV「MINIクロスオーバー COOPER SE ALL4」は、最も人に優しいMINIだった

2021年11月21日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

大容量のラゲッジスペース
だが車中泊は厳しそう

後席のラゲッジスペース。その容量は405リットル

後席背もたれを倒した状態で1275リットルと大幅に拡大

後席背もたれを倒すには、この紐を引っ張る必要がある

 ゆみちぃ部長にとって、ラゲッジスペースは重要な要素。後席の背もたれを立てた状態で405リットル、倒せば1275リットルと、部長がカーシェアでよく借りる「ヤリスクロス」が逃げ出す容量に大満足! しかもフルフラットになります! ただ後席を倒す際、後席側の座面近くにあるヒモを引っ張らないと倒れないらしく、使い勝手の面では日本車の方が上手。

ASCII.jp 名物「ゆみちぃ部長のラゲッジスペースで寝っ転がりカット」

 というわけでお待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。ASCII.jp 名物「ゆみちぃ部長のラゲッジスペースで寝っ転がりカット」のお時間がやってきました。後席を倒し、フルフラットになることを確認した瞬間から、ゆみちぃ部長は「はい、いつもの撮るんですよね」と、車内に乗り込むようになりました。実にいい傾向です。今回は顔をバックドア側でお願いしてパチリ。何も言わずに足をクロスするあたり、さすがゆみちぃ部長わかっています!

ラゲッジスペース下の収納部には充電ケーブルやパンク修理キットが納まっている

オプションのピクニックベンチ(1万8000円)

ピクニックベンチに座るゆみちぃ部長

 こうしてラゲッジをチェックするわけですが、どうやら二重底になっている様子。開けてみると充電ケーブルと、何やらクッションが一つ。これがオプションのピクニックベンチ(1万8000円)で、クルマを椅子代わりにしたり、重たい荷物の積載する際に、バンパーが傷つけるのを防ぐという優れモノです。着座した感想を求められた部長は「座り心地は悪くないですが……いつ使うんですかね?」と疑問を懐いた様子。ちなみにこの手のアイテム、SUVでは結構見るんですよ。

後席に座るゆみちぃ部長

後席の座面

USB端子はType-Cを2系統用意する

 ラゲッジを堪能したところで、今度はリアシートをチェック。この広さはさすがといったところで、ゆみちぃ部長も同行マネージャー氏も大満足。USB Type-C端子を2系統用意しているので、後席でもスマホが充電できます。ガジェット好きのゆみちぃ部長は「PD対応ですか?」とすかさずチェック。PD対応なら充電速度は上がりますし、出力次第でノートPCもチャージできますからね。でも恐らく違うと思います。というのも自分が持っているモバイルバッテリーで試したのですが、それほど早くチャージできなかったから。ここら辺の検証方法は別途考えないとなぁと、部員S。ちょっと考えますと部員K。

ドライバーズシート

コクピットの様子

ステアリングホイール

メーター表示。バッテリー残量やチャージ量などは今までにMINIにはなかったものだ

 運転席はクロームメッキのスイッチ類や円形のセンターコンソールなど、MINIの世界観がいっぱい。ゆみちぃ部長は、この世界が大好きなようです。その中で他のMINIと違うところといえば、モードセレクターがプレイスティックではなく、レバー式であるところ。「私的にはこっちの方が、どこにギアが入っているかわかりやすくてイイと思うんですよ」ということで好印象。

イグニッションスイッチ

スイッチ類。イグニッションスイッチの左がeDriveスイッチ

後輪もモーターで走行するMAX eDriveモード

AUTO eDriveモードにすると、前輪はガソリンエンジン、後輪はモーターの4輪駆動となる

SAVEモード。基本的にエンジンと前輪で走行する

SAVEモードにすると、eBOOSTメーターの黄色部分が減る

 そんなクロームメッキのスイッチ類ですが、配置はそのままにイグニッション部の色が赤から黄色になっただけでなく、機能が少し異なります。というのも、電動に関するスイッチが設けられているのです。スイッチを切り替えると、通常のAUTO eDriveモードのほか、バッテリーだけで走行するMAX eDriveモード、そしてバッテリー消費を抑えるSAVEモードという3つの走行モード切替を用意。この走行モードの切り替えにより、四輪駆動になったり前輪駆動になったり、後輪駆動になったりします。「それって走りの挙動が変わるじゃないか!」と部員Sは吠えますが、そんなサーキットを走るとかじゃあるまいし。

SPORTモード

一般的な走行モードといえるMIDモード

燃費を稼ぐGREENモード

 そのほか、スポーツモード、ノーマルモード、エコモードがあって、取材で試すことはいっぱい。というわけで試乗に移りましょう。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事