クリエイティブワークにも十分活躍してくれるパフォーマンス
最後にパフォーマンスをチェックしてみよう。まずCPU性能だが、「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は12523pts、「CINEBENCH R20」のCPUは4849pts、「CINEBENCH R15」のCPUは2107cbを記録した。このスコアは同じクラスのCPUを搭載したゲーミングノートPCとほぼ同等だ。クリエイティブワークにも十分活躍してくれるパフォーマンスを備えている。
一方、3Dグラフィックス性能については、「3DMark」のTime Spyは1384、Fire Strikeは3502、Wild Lifeは7370となった。こちらはさすがにディスクリートGPUを内蔵しているゲーミングノートPCとは差が開いている。AAAタイトルをプレイしたいのなら、「GeForce RTX 3050」を搭載する15.6型モデルの購入を検討しよう。
ストレージ速度は、「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)で2484.52MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)で1818.31MB/sとなった。PCI Gen4接続のSSDには及ばないが、実用上十分な読み書き速度だ。
OLED搭載モデルということでバッテリー駆動時間が短いと予想していたが、ディスプレー輝度40%で「PCMark 10 Modern Office Battery Life」を実行したところ、9時間16分も動作した。モバイル用途に不足ないバッテリー駆動時間を実現している。
初心者からプロ・アマクリエイターまで
幅広いユーザーを満足させる1台
本製品は、8コア16スレッドのハイパフォーマンスCPU、高解像度かつ鮮やかな14インチWQXGA+のOLED、約10.9時間動作可能なバッテリーを搭載しつつ、12万9800円からという低価格を実現している。初めてパソコンを買う方から、バリバリに作品作りに活用するプロ・アマクリエイターまで、幅広いユーザーを満足させる1台だ。
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