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新型コロナウイルス感染症で生じた課題の解決を目指すプロジェクトの実証実験開始

2021年11月15日 18時00分更新

 神奈川県は11月11日、新型コロナウイルス感染症によって生じた課題の解決に挑むベンチャーの2つのプロジェクトが実証事業を開始すると発表した。

 県では、ベンチャー企業と県内大企業等のオープンイノベーションで、新型コロナウイルス感染症によって生じた課題の解決に取り組む8つのプロジェクトを採択し、事業化に向けた支援を行なっている。

 今回、「日本酒の『つくり手』を応援しつつ、毎日の料理を楽しみにする共創プロジェクト」と「回遊/施設内レコメンドMAPによる箱根全体の体験価値向上プロジェクト」の2つが事業化に向けた実証事業を開始。

 以下は2つの実証事業の概要となる。

日本酒の「つくり手」を応援しつつ、毎日の料理を楽しみにする共創プロジェクト
実施企業:クックパッド、Agnavi
概要:生鮮食品ECプラットフォーム「クックパッドマート」において、新型コロナウイルス感染症の影響で消費が落ち込む県内9蔵元の日本酒を180mLサイズのデザイン⽸「一合⽸」で販売することで、多くの世代に日本酒を気軽に楽しむ機会を提供する実証事業を実施
期間:11月15日(月曜日)から予定数量の販売完了まで
詳細ページ:https://agnavi.co.jp/services_sake_cookpad.php

回遊/施設内レコメンドMAPによる箱根全体の体験価値向上プロジェクト
実施企業:藤田観光・New Ordinary
概要:新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込む観光業の回復に向けて、ユーザーの趣味嗜好に合わせたオススメスポットをAIが提案するウェブサービス「NOSPOT」のテストモニターを募集し、個人に合わせた箱根の新しい回遊モデルプランを実際に体験する実証事業を実施
期間:12月10日から2022年2月28日まで

 なお、上記以外の6つのプロジェクトにおいても年度内に実証事業を行い、事業化を目指すとしている。

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