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アイス研究家・シズリーナ荒井が切り込む

クーリッシュの常識を超えた進化系「クーリッシュデザート」が登場! なにがスゴイのか聞いてきた

2021年11月23日 09時30分更新

 ごきげんよう、シズルの時間です。年間4000個のアイスを研究する人、シズリーナ荒井です。1日リットル単位でアイスを飲んだり食べたりしていて順調に身体が大きく成長中。日々愛する牛さんに近づいてきています。

 さて、これから気温が下がるにつれて濃厚コクうま系のアイスが潤沢というのは、みなさんもご存じかと思います。今シズリーナが特に注目しているのは“飲むアイス”。ご存じロッテ「クーリッシュ」の新商品がこれまでとは違ったコンセプトでおもしろいのでぜひみなさんに知ってほしいです。

 今回、アスキーグルメのナベコさんと一緒にロッテさんに11月23日(火)全国のコンビニ先行発売の新商品「クーリッシュデザート ダブルショコラ&クッキー」の開発秘話を聞いてきちゃいました!

ロッテ「クーリッシュ」開発担当者にシズリ&ナベコで突撃

シズリーナ荒井:こんにちは。今回お話をお聞きするのは、ロッテで「クーリッシュ」ブランドを担当されている北村さんです。

ロッテ北村さん:ロッテ マーケティング本部 ブランド戦略部 クーリッシュブランド課の北村考志です。よろしくお願いします。

ロッテで「クーリッシュ」ブランドの開発にあたる北村さん

シズリーナ:北村さんは、アイス愛に溢れた方でシズリーナと一緒にアイス巡りをしてくださったこともありました。クーリッシュブランドにとても長く携わられていますよね。

アイス研究家・シズリーナ荒井

北村:7年ほどブランド担当を務めて、今年で8年目になります。歴代のクーリッシュブランドの開発担当者としては最長なのかもしれないです。

アスキーグルメ ナベコ:こんにちは、アスキーグルメのナベコです。そんなに長く! クーリッシュは学生時代によくいただいていました。

みなさんご存じ飲むアイス「クーリッシュ」
実はライバルがアイスじゃなかった

ナベコ:さっそくお話をお聞きしてよろしいでしょうか。クーリッシュブランドが発売されたのは2003年ですよね。“飲むアイス”は今でこそ定着しましたが当時は画期的で驚きました。

シズリーナ:当時、氷菓子系の飲むアイスはありましたが、バニラアイスで“飲む”ということに注目したのは新しい発想でしたよね。そのあたりぜひ詳しく教えてください。

北村:クーリッシュブランドが誕生したのは2003年で、今年で18年目。実は開発時にライバルとして意識していたのが“アイス”じゃなかったんです。

ナベコ:と、いうと?

北村:実は当時めきめきペットボトル飲料の市場が伸びていたので、ライバルは飲料だったのです。

ナベコ:えー!

北村:1983年以降、飲料業界はかつて缶が主流だったところ、ペットボトル飲料が台頭してきました。ペットボトルは“飲みたいときに飲みたい分だけ飲める”利便性が支持されて、これによってアイスクリームの市場が縮小した背景があります。

シズリーナ:その時代の流れとしては、1995年ごろ以降は、コンビニのチルドデザートも定着してきましたよね。24時間、食べたいときにコンビニに行けばシーンを選ばずおいしいチルドデザートを味わうことができるように。

ナベコ:とあるタイミングからペットボトル飲料が豊富になってきた記憶があります。コンビニも増えてきたし、どんどん世の中が便利になってきた。一方で、アイスが落ちていったとは。

北村:アイスを買う目的と、飲料やスイーツを買う目的は、重なっている部分があったのですよね……。そんな時代にペットボトル飲料の優れた“携帯性”を付加したアイスクリームを作ることができないかと開発されたのが「クーリッシュ」だったんです。

シズリーナ:最初は関東圏を中心とした限定販売でしたよね。

北村:はい、「マイナス8℃で飲むアイス」というコンセプトで2003年6月にクーリッシュは首都圏を中心に発売されました。クーリッシュは味もさることながら食シーンを選ばず、手が汚れないなど携帯性や利便性がお客様に受け入れられ大ヒットへと繋がり、翌年全国発売へ拡大しました。

ナベコ:飲めるアイスということですが、カップアイスのイメージですと、どうしてもアイスは“固い”印象があるのですが……。飲めるまでの“やわらかさ”はどんな企業努力が詰まっているんですか?

北村:ポイントは微細氷と空気です。アイスミックスの中に微細氷と空気を含ませることで、口に入れたときのなめらかさ、舌触り、喉越しなどをよくしています。この微細氷のカタチや大きさにもこだわっています。

シズリーナ:クーリッシュに採用されている微細氷の粒の大きさは「大・中・小」の3タイプがあって、レギュラー商品(バニラ)は中サイズの微細氷を採用していますが、他の商品は夏場には大サイズ、冬場には小サイズなど、シーズンや季節限定フレーバーによってアイスミックスの味の濃さも変えているんですよね!

ナベコ: えーっ! 知らなかった! 粒の大きさまでこだわっているんですね! しかもシーズンで粒の大きさも変えるとは。

北村:クーリッシュは夏というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、年中通しておいしく飲んでいただける商品になっています。

ロッテ北村さんによるクーリッシュ開発秘話
キーワードは
「マイナス8℃」

 クーリッシュは“マイナス8℃で飲むアイス”というコンセプトで商品開発をしました。アイスの中にはマイナス18℃くらいで食べるものもあるので、マイナス8℃は比較的に高い温度。なお、ソフトクリームだとマイナス5℃前後です。開発当初、お客様がアイスに求めるものを調査したところ“クールダウン”の比重が高かったため、やはり口に入れた瞬間の冷たさのインパクトは大事。それと同時に、アイスは温度の変化によって違った美味しさが提供できるのではないかと研究しました。例えば、マイナス18℃で食べるアイスと、マイナス8℃で食べるアイスは、違ったおいしさではないかと。試行錯誤した結果、“なめらかだけど冷たい”クーリッシュが完成しました。アイスは冷たすぎると味わいよりも冷たいという感覚が先行してしまうことがある中で、味の面でも楽しんでもらえる商品だと思っています。

アイス研究家・シズリーナが語る
ロッテの開発力が生み出したヒット作

 シズリーナも愛してやまないクーリッシュは、アイスクリームに微細氷を混ぜ込み、爽やかな後味とすっきりとした甘さでアイスクリームなのに“飲みやすい”、まさに「飲むアイス」で業界を驚かせました。開発段階から商品コンセプトが緻密に練られていて、狙い通りヒットブランドになったといえましょう。これほどの成功を収めているのにも関わらず、追従する商品が未だ登場していないのは考えものです。これについては、容器の選定や、中身の製造に関わる技術の高さからでしょう。アイスクリーム業界の常識を“新たなアイデア”と技術力でカバーするロッテだからこそ生み出すことができた商品に違いありません。

新商品「クーリッシュデザート ダブルショコラ&クッキー」は「夜に飲む」がコンセプト

シズリーナ:本日は「クーリッシュデザート」という新ラインアップが仲間入りしたので、ぜひともナベコさんにご試食いただきたくこの場をセッティングしたんですよ!

「クーリッシュデザート ダブルショコラ&クッキー」
・発売日:11月23日(全国/コンビニ先行)
・希望小売価格:183円(税込)

ナベコ:お話を聞いてすごく楽しみにしていました! 新発売の「クーリッシュデザート ダブルショコラ&クッキー」とこれまでのクーリッシュの違いはなんでしょう。

北村:もともとの発端は、家族を持ったり、生活環境が変わるとクーリッシュ自体の立ち位置や食シーンも変わってくるということを考えて商品開発を行ないました。

ナベコ:というと。

北村:お尋ねしますが、ナベコさん、学生時代にクーリッシュをよく飲んでいらっしゃったとのこと。どんなシーンで飲みましたか?

ナベコ:部活のあとで飲むことがありました。あと、コンビニで買ってきて友達と歩いて話しながらいただくとか。

北村:ありがとうございます。まさにクーリッシュは部活あととか日中に楽しんでもらうシーンは多いようです。学生のころは、アイスを食べる自由な時間がとれる。ところが、社会人になるとそうもいかず、アイスを食べようとなると夜になってしまうそうなんです。

ナベコ:言われてみたら、社会人になるとアイスと向き合う時間が少なくなってしまうのかも。昼休憩もあるけれど、落ち着いて好きなものを食べられるとなると、仕事が終わった夜ですかね。

シズリーナ:自分は以前会社に勤めていたときに、休憩時間にアイスを食べていたのに、なぜか怒られたことがありました。ロッテさんの社員だったらそんなことないだろうから羨ましい。

北村:まあまあ。今回、夜の至福時間に飲んでいただくことをコンセプトに「クーリッシュデザート」を開発しました。どうしても、定番の「クーリッシュバニラ」はパッケージデザインも清涼感を覚える爽やかな印象を持たれているので、中身の品質やデザインなどすべて見直し大人向けの新しい世界観の商品として楽しんでもらえるよう随所にこだわりました。

アイス研究家・シズリーナが語る
世界的に認められる「クーリッシュ」のスゴさ

 クーリッシュは、容器には持ち運びが便利なキャップ付きのチアパックを採用。アイスクリームそのもののなめらかさにもこだわり、ワンハンドでダイレクトにアイスを吸い込める画期的な商品ということで、幅広い世代の人から支持を得ました。2004年に全国発売して、同年には、フランスのパリで開催された国際見本市の「世界ヒット商品コンクール」でアジア初となる最高賞「グローバル・シアル・ドール」を受賞と、快挙を成し遂げました。世界的にみても画期的なアイスと評価されています。

クーリッシュの常識を超えて「2つ」の副素材を入れた

ナベコ:クーリッシュデザート、パッケージからして大人っぽいですね。

シズリーナ:すてきですよね。シズリーナの感覚だと髪の長いブラウンコートを着た女性が伏し目がちにたたずんでいるようなデザインに見えて胸がときめきます。

ナベコ:んんん?

北村:ははは。パッケージだけではなく、もちろん中身もこだわっているんですよ。ショコラアイスに生チョコレートを練り込み、ブラッククッキーを入れることで、味わい深いショコラアイスとブラッククッキーの食感が楽しめる仕立て。クーリッシュで2つの副素材を入れた商品は初めてです。

生チョコレートと、ブラッククッキー入り。副素材が2つ入っているのはクーリッシュ初

ナベコ:クーリッシュ初なんですね!

北村:仕事が終わった夜って疲れているじゃないですか。疲れているときって甘いものを食べたくなるじゃないですか。「自分へのご褒美」としてデザート感をしっかりと堪能できるようにこだわりました。

シズリーナ:毎日クーリッシュを飲んでいるシズリーナもクーリッシュブランドでありながら新機軸な商品が出てきたと目を見張りました。どうですかナベコさん、さっそく飲んでみては?

ナベコ:飲みたーい。では、いただいてみます!

ナベコ:あっ! チョコレート! チョコレートを強く感じますね!!! カカオがものすごく使われていますよね。あと、クッキーの食感も楽しい!

北村: ロッテのオリジナルで酸味の効いた生チョコレートを作ってアイスミックスに練り込んでいます。ブラッククッキーも加えて充実感をより持っていただけるような味づくりを徹底的にこだわりました。

ナベコ:ちょっとほろ苦さもありますね。濃い感じと、上質な感じの甘さ! あと、このなめらかさがスゴイ!

北村: レギュラー品と比べて微細氷の比率を低くすることでより“なめらか”な仕立てにしています。

ナベコ:なるほど、微細氷の比率が違うんですね。定番の「クーリッシュバニラ」と比べても舌触りが繊細な気がします!

原材料名の最初に「生チョコレート」と表示されている

シズリーナ:この感じ、アレに似ていません? アイスだけれども、フローズンドリンクみたいにも感じないですか?

ナベコ: たしかに素材がリッチな感じがあって、それで飲めて! カフェや専門店のチョコレートフローズンドリンクをいただいているようなチョコレート感を体験できました! 今までのクーリッシュは爽やかさが優れている印象があるけれど、クーリッシュデザートはより“味わいを楽しむ”フローズンスイーツなのですね。

シズリーナ:クーリッシュでありながらクーリッシュを超えてきた感じがしますよね。

ナベコ: ほんとに。カフェでフローズンドリンクを買うって特別感あるじゃないですか。これがコンビニで気軽に買えるとは。価格としても、コンビニアイス価格で買いやすいのがうれしい。

シズリーナ:お店でフローズンデザートを買ったとしたら、カップを捨てる場所に困ることないですか。クーリッシュならばキャップを締められるという利便性も!

ナベコ: 原点に立ち返りますが、そのまま飲めるから手も汚さないし、キャップがあるからリキャップできますよね。そのままで楽しめるので、スプーンを手にとるのさえ面倒(!)なときにも手間なく颯爽といただけます。

シズリーナがオススメ! おいしさをより満喫するには「耳せん」の着用を!

大人なひとときを楽しめる!

ナベコ:クーリッシュデザート、上質な気分が存分に楽しめました! 仕事終わりに、家でゆっくりとした自分のための癒し時間を過ごしたい瞬間にぴったりハマりそう!

北村:ありがとうございます。働き世代の女性の方にも満足いただける商品になっていると思います。

シズリーナ:おふたかた、待ってください! 十分に満足した雰囲気になっていますが、さらにスゴイ世界があります。だまされたと思って耳せんを装着してクーリッシュデザートを飲んでみてください!

耳せんをしてクーリッシュデザートを飲むと……

北村: ん!? 耳せん……。

北村: なんだこれは!!!! おもしろいですね。

ナベコ: ムムム! クーリッシュデザートはただでさえ濃いめに仕上がっているのに、より濃いめに感じられます。 不思議です!

シズリーナ:実は、耳せんをすることで味覚が際立って感じられるんですよね(※シズリーナ調べ)。シズリーナの研究によると、カリッサクッとしたクランチーな食感を感じると甘みが強くなり、反対にねっとりしたなめらかな食感を感じるとビターさや奥深さを感じやすいんですよ。

アイスは耳せんをつけて食べるとよりおいしく感じられると力説

ナベコ:へ~! 外の音が遮断された中でアイスを食べる体験って普通しないからそれも斬新!

シズリーナ:みなさん、アイスと向き合う時間を忘れていませんか? シズリーナとしては、 ぜひとも新作のクーリッシュデザートをはじめ、夜に一人でアイスを食べる時は耳せんをつけてアイスとの会話を楽しんで欲しいです。 

北村:シズリーナさんはいつも家でそんなことをしているんですか(笑)。いやー、新しい発見になりました。今後の参考にさせていただきます。

ナベコ:おいしいアイスだからこそ、耳せんをするとよりおいしく感じられるんですね。

シズリーナ:そうなんですよ。向き合うにふさわしいアイスです!

北村:ふふふ、いやーうれしいお声です。期間限定商品ではありますが、販売中、存分に楽しんでいただきたいです。

マストで飲みたい!これまでにない進化系「クーリッシュ」

 以上です。ロッテの北村さん、アスキーグルメのナベコさんありがとうございました。みなさんにクーリッシュデザートの魅力は伝わりましたでしょうか。北村さんとは1日に何個(何リットル)アイスを食べるかなど、アイス談義が弾んでしまいました。

 ロッテの高い技術力で開発された新提案の「クーリッシュデザート」。これまでのクーリッシュファンも驚くことでしょう! ぜひこの冬のマストアイスとして味わってみてほしいです。そのまま飲んでももちろん深みがあるおいしさが堪能できますし、耳せんを用意すると(シズリーナ的に)120%楽しめますよ! だまされたと思って、ね!

 取材の様子はダイジェスト動画でも楽しんでもらえますよ!

※撮影する際のみマスクを外し、会話の際はマスク着用で取材を行ないました。

■関連サイト

(提供:ロッテ)

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