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HUAWEI MateBook D 15実機レビュー その1

「HUAWEI MateBook D 15」はキーボードや端子類も使いやすい実用15型ノート

2021年12月07日 10時00分更新

 ファーウェイは「HUAWEI MateBook D 15」の2021年モデルを7月13日より順次発売した。現在ラインナップされているのは、第11世代「Core i5-1135G7」/RAM8GB/512GB PCIe SSD(10万9800円)、第10世代「Core i5-10210U」/RAM8GB/512GB PCIe SSD(9万4800円)、第10世代「Core i3-10110U」/RAM8GB/256GB PCIe SSD(7万6800円)という構成の3モデル。今回、「Core i5-1135G7」を搭載した最上位モデルを借用したので実機レビューを4回にわけてお届けしよう。

ファーウェイ・ジャパン「HUAWEI MateBook D 15」7万6800円~

狭額縁でディスプレーも大きく見やすい

 本体サイズは358×230×16.9mm、重量は約1.56kg。ボディーは金属製で、カラーはスペースグレー。余計な装飾を排したソリッドなデザインながら、角は丸みを帯びており柔らかな印象を受ける。手への当たりもソフトだ。

天面はフラット。中央に「HUAWEI」のロゴだけが刻まれている

底面にはステレオスピーカー、吸気口、ゴム足を配置。ヒンジ側のゴム足は安定感のあるバータイプとなっている

 ディスプレーは15.6インチフルHD IPS液晶(1920×1080ドット、16:9、視野角178度)を採用。狭額縁により画面占有率は87%を実現している。

ポップアップカメラをキーボードに内蔵することで狭額縁を達成している

ほぼすべてのキーが等幅のキーボード

 15.6型ボディーにテンキーレスの日本語キーボードを採用。「-」、「^」、「¥」キー以外はすべて等幅に揃えられており、変則的な配置もない。どのキーにも自然に指が伸びるキーボードに仕上げられている。

キー数は83個。F6とF7キーの間にポップアップカメラが内蔵されている。電源ボタンは指紋認証センサー一体型だ

前面キーボード側にマイク×2を内蔵

背面向かって左側に排気口が配置されている

 インターフェースは、USB Type-C(充電、データ転送)×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、USB 2.0×2、HDMI×1、3.5mmヘッドフォンジャック×1を用意。ワイヤレス通信機能はWi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.1をサポートしている。

右側面に3.5mmヘッドフォンジャック×1、USB 2.0×2を配置

左側面にUSB Type-C(充電、データ転送)×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、HDMI×1を装備

パッケージには本体以外に、ACアダプター、USB Type-Cケーブル、クイックスタートガイド、リサイクルマークシール、WPS Officeライセンスカードが同梱されている

【まとめ】マルチに活用できるがゲームをしたいなら最上位モデル

 HUAWEI MateBook D 15には3モデルが用意されているが、最上位モデルにだけ3Dグラフィックス性能が前世代の約2倍に向上したと謳われている「Intel Iris Xe Graphics」内蔵CPUを搭載している。ゲームをプレイしたいのなら「Core i5-1135G7」を搭載する最上位モデルを選ぶことを強くオススメする。次回はパフォーマンスをじっくりチェックしてみよう。

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