現役モデル、新 唯(あらた・ゆい)さんの普通自動二輪教習もいよいよ佳境に。今回は二段階3時限目から6時限目の教習内容をご紹介します。すっかりバイクの運転にも慣れ、教習へ行くのが楽しくて仕方がない様子。卒業に向けてスパートする唯さんですが、はたしてハンコをもらえるのでしょうか?
シミュレーター2回目は危険予測で難易度アップ
二段階3時限目はシミュレーター教習。路上教習がないバイク教習では代わりとして、街並みを再現したシミュレーター上で公道体験を行ないます。シミュレーター教習は1段階目に実施済みですが(バイク免許への道は険しい! ATスクーター教習で思わぬ苦戦を強いられる)、それはバイクの特性を学ぶためのもの。今回は交差点での振る舞いなどについて学びます。ちなみにシミュレーター教習時、ヘルメットは不要ですが、グローブやバイクシューズ、そして長袖を着用するなど、運転に相応しい格好で行ないます。
既に普通自動車免許(MT)を取得し、自動車を運転している唯さん。ですが、バイクでの街中走行は初めての体験です。まずは右にウインカーを出して本線合流。交通法規を守りながら音声ナビゲーションに従って右左折を繰り返します。その際、指導員から「車線の左側を走りましょう」「車間距離」など、様々な指示を聞きながら走行。前回は「ゲームセンターみたいで楽しい」と笑顔だった唯さんですが、今回は「意外と難しい……」と言葉に詰まる唯さん。好き勝手に走っていた前回とは大違いです。大通りや見通しの悪い住宅街など、様々なシチュエーションを走行して教習は終了。ハンコをポンと頂いて次の教習へ。
スピードを上げてのコーナリングに苦戦
二段階4時限・5時限では、今まで以上に速いコーナリングと回避行動を学びます。それまで教習所ではコーナーは15km/hと言われていたのですが、この速度をアップしてのコーナリングに挑戦するというもの。指導員の後ろについてこれまでの倍の30km/hで挑戦するのですが、これが意外と難しく、唯さんは早々に断念。「自分で曲がれる速度で曲がることが、事故を未然に防ぐという点で大切です」と、身をもって体験したのでした。
指導員の後ろをピタリと走行し、突然急停止した指導員を右から追い抜くという教習も行われました。予め止まることがわかっているから追い抜きができるものの、突然止まったらパニックになってしまうこと間違いナシ。「車間距離を詰めて走行して、前走車が急停止したら追突してしまうかもしれませんね。ですから、しっかり車間距離を取りましょう」と指導員。一般道を走行すると、車間距離って大事ですからね。
さらに空走距離も体験。空走距離とは、運転中に危険を察知し、アクセルを戻してブレーキをかけるなどの危険回避行動に移るまでの距離のこと。教習では下り坂の途中で信号機が点灯し、青なら右、赤なら左へ走るというもの。信号を見て坂道を下っている途中から行動をする唯さんですが、実際は坂道の頂上で点灯していたのだとか。ちょっと落ち込む唯さん。「人はだれしも反応速度、空走距離がありますので、気になさらないでください。ですが速度が上がれば上がるほど、空走距離は長くなります。ですから制限速度を守りましょう」とのこと。こうして、スピードを出し過ぎると何が起きるか身をもって知った唯さん。これはクルマの運転でも同じことが言えます。「何気なく運転していましたけれど、改めて気を引き締めないと」と新たに誓った唯さんでした。
あとの時間は、検定に向けた練習を行ない、教習を終えてハンコがポン。ここまでストレートでハンコをゲットしつづけたこともあり「もうバッチリですよ!」とドヤ顔を見せる唯さん。次回は遂に卒業検定に挑みます!
今回着用のライディングギア
今回唯さんが着用しているHondaライディングギアは、いかにもバイクウェアといった装いのクラシックジャケット。幅広い体形にあう、ほどよくゆったりとしたシルエットは、幅広い年代にピッタリ。
前後のレザー製Hondaロゴのほか、左肩にはクラシカルなHondaのウイングマークも配するなど、全身でHonda乗りであることをアピール。機能面でも、バックのリフレクターで夜間走行時の被視認性を向上しているほか、脇部分に通気口が設けられています。もちろん肩や肘、背中にソフトプロテクターを装備しているので、万が一の時も安心です。「これ、カッコイイ!」と唯さんもお気に入りの1着です。
【次回予告】
長かった教習もついに最後! 卒業検定が待ち受けます。唯さんは無事に卒業してバイクの免許をゲットできるのか!?
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