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バイク免許取得までもうすぐ! だが高速コーナリングで思わぬ苦戦

2021年11月06日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

NO MOTOR NO LIFEをアピールする唯さん(実際にNO LIFEとは書いていません)。このTシャツは、Honda二輪車正規取扱店にて、3300円で販売中

 現役モデル、新 唯(あらた・ゆい)さんの普通自動二輪教習もいよいよ佳境に。今回は二段階3時限目から6時限目の教習内容をご紹介します。すっかりバイクの運転にも慣れ、教習へ行くのが楽しくて仕方がない様子。卒業に向けてスパートする唯さんですが、はたしてハンコをもらえるのでしょうか?

※取材・撮影は卒業後に実施するなど、本人および在校生の教習に響かないよう配慮して実施しました。また写真ではマスクを外していますが、ヘルメットを着用していない時はマスクを着用するなど、新型コロナウイルス感染拡大防止に留意して撮影しました。

シミュレーター2回目は危険予測で難易度アップ

シミュレーター教習2回目の唯さん

シューズもライディングに適したものを履いています

 二段階3時限目はシミュレーター教習。路上教習がないバイク教習では代わりとして、街並みを再現したシミュレーター上で公道体験を行ないます。シミュレーター教習は1段階目に実施済みですが(バイク免許への道は険しい! ATスクーター教習で思わぬ苦戦を強いられる)、それはバイクの特性を学ぶためのもの。今回は交差点での振る舞いなどについて学びます。ちなみにシミュレーター教習時、ヘルメットは不要ですが、グローブやバイクシューズ、そして長袖を着用するなど、運転に相応しい格好で行ないます。

市街地を走行中の唯さん

意外と難しいと唯さん

 既に普通自動車免許(MT)を取得し、自動車を運転している唯さん。ですが、バイクでの街中走行は初めての体験です。まずは右にウインカーを出して本線合流。交通法規を守りながら音声ナビゲーションに従って右左折を繰り返します。その際、指導員から「車線の左側を走りましょう」「車間距離」など、様々な指示を聞きながら走行。前回は「ゲームセンターみたいで楽しい」と笑顔だった唯さんですが、今回は「意外と難しい……」と言葉に詰まる唯さん。好き勝手に走っていた前回とは大違いです。大通りや見通しの悪い住宅街など、様々なシチュエーションを走行して教習は終了。ハンコをポンと頂いて次の教習へ。

スピードを上げてのコーナリングに苦戦

指導員の後ろを走る唯さん

 二段階4時限・5時限では、今まで以上に速いコーナリングと回避行動を学びます。それまで教習所ではコーナーは15km/hと言われていたのですが、この速度をアップしてのコーナリングに挑戦するというもの。指導員の後ろについてこれまでの倍の30km/hで挑戦するのですが、これが意外と難しく、唯さんは早々に断念。「自分で曲がれる速度で曲がることが、事故を未然に防ぐという点で大切です」と、身をもって体験したのでした。

急に立ち止まった指導員を右側から追い抜いていく唯さん

 指導員の後ろをピタリと走行し、突然急停止した指導員を右から追い抜くという教習も行われました。予め止まることがわかっているから追い抜きができるものの、突然止まったらパニックになってしまうこと間違いナシ。「車間距離を詰めて走行して、前走車が急停止したら追突してしまうかもしれませんね。ですから、しっかり車間距離を取りましょう」と指導員。一般道を走行すると、車間距離って大事ですからね。

信号が点灯したら、右や左へ回避行動をとる(直進の場合もある)

回避行動を教習する唯さん

 さらに空走距離も体験。空走距離とは、運転中に危険を察知し、アクセルを戻してブレーキをかけるなどの危険回避行動に移るまでの距離のこと。教習では下り坂の途中で信号機が点灯し、青なら右、赤なら左へ走るというもの。信号を見て坂道を下っている途中から行動をする唯さんですが、実際は坂道の頂上で点灯していたのだとか。ちょっと落ち込む唯さん。「人はだれしも反応速度、空走距離がありますので、気になさらないでください。ですが速度が上がれば上がるほど、空走距離は長くなります。ですから制限速度を守りましょう」とのこと。こうして、スピードを出し過ぎると何が起きるか身をもって知った唯さん。これはクルマの運転でも同じことが言えます。「何気なく運転していましたけれど、改めて気を引き締めないと」と新たに誓った唯さんでした。

練習走行をする唯さん

 あとの時間は、検定に向けた練習を行ない、教習を終えてハンコがポン。ここまでストレートでハンコをゲットしつづけたこともあり「もうバッチリですよ!」とドヤ顔を見せる唯さん。次回は遂に卒業検定に挑みます!

今回着用のライディングギア

Hondaライディングギア「クラシックジャケット」(2万900円/Size:M,L,LL、2 万2000円/Size:3L)。写真はテラコッタ/ブラック、他にブラック、トリコロールあり

 今回唯さんが着用しているHondaライディングギアは、いかにもバイクウェアといった装いのクラシックジャケット。幅広い体形にあう、ほどよくゆったりとしたシルエットは、幅広い年代にピッタリ。

前面にHondaのロゴ

背面にもHondaのロゴ

 前後のレザー製Hondaロゴのほか、左肩にはクラシカルなHondaのウイングマークも配するなど、全身でHonda乗りであることをアピール。機能面でも、バックのリフレクターで夜間走行時の被視認性を向上しているほか、脇部分に通気口が設けられています。もちろん肩や肘、背中にソフトプロテクターを装備しているので、万が一の時も安心です。「これ、カッコイイ!」と唯さんもお気に入りの1着です。

【次回予告】

 長かった教習もついに最後! 卒業検定が待ち受けます。唯さんは無事に卒業してバイクの免許をゲットできるのか!?

モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 栃木県出身10月5日生まれ。2020年に小林唯叶としてモデルデビュー。2020年シーズンのSUPER GT「マッハ車検GAL」をはじめ、SUPER FORMULA、スーパー耐久シリーズのレースクイーンとして活躍。2021年4月の芸能事務所プラチナム・プロダクションへの移籍に伴い新 唯に改名。現在ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技の勉強中。

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