コロナ禍で外出しづらくネットを活用して買い物する機会が増えた人も多いのではないでしょうか。最近だと、売る側もネットでの販売に力を入れている傾向で、おとりよせできる商品が充実してきています。中には、オンラインでしか買えない商品も。
老舗の梅干し屋が手掛ける
プレミアムな瓶詰の「梅」
和歌山で100年に渡り「梅」を手掛ける老舗の梅干し屋「紀州梅本舗」は「食べるシャキシャキ梅 紀州うめノほし」を今年7月からオンライン限定商品として販売。
●「食べるシャキシャキ梅 紀州うめノほし しそ・かつお」
120g×2個 送料込2000円
フレッシュでみずみずしく“シャキシャキ”とした梅を楽しめるプレミアム商品とのこと。
2個セットで2000円とリッチではありますが、食感のあるカリカリ梅派にとって魅力的な商品。試してみました。
包装やパッケージがオシャレ!
「食べるシャキシャキ梅 紀州うめノほし」はギフトづかいを意識していて、外箱は風合いのある“和紙”製で赤い箔押しが施されています。ギフトとしての質感はバッチリ。
しそ・かつおと2つの瓶のパッケージも、こだわりが感じられるかわいらしいデザインです。葉が描かれている赤のほうがしそ、魚が描かれている茶のほうがかつお。世界遺産熊野古道のふもと富田川をイラストとして表現しているそうです。
「シャキシャキ食感」が魅力
瓶を開けると刻まれた梅がびっしり。いただいてみると、商品名のどおり「シャキシャキ」とみずみずしい食感! カリカリとはまた違います。シャキシャキです。噛むたびにキュッと引き締まった潤いのある梅肉の風合いが感じられます。
加工はしているけれども、梅そのものを大事にしているのでしょう。調味液の味のみが勝っているのではなく繊細です。大げさかもしれませんが、頭の中にぷっくらと膨らんだ青い梅が浮かびます! それくらい、心地いいシャキシャキ感。
もちろん、なかなかに酸っぱい。はちみつも使用されていますが、糖度は高い感じではなくさっぱりめで、たくさん口に入ってくるとキューッとなります。
なお、開封後は冷蔵保存。開封前も、シャキシャキ食感や風味を保つためには冷蔵庫での保存がオススメとのこと。
ご飯にかけてもおいしくいただけますし、豆腐にのせたり、和え物に使ったりなど様々に活用できます。細かく刻んである点がポイントで、量を調節しやすいので思いついた瞬間に気軽に料理に加えられます。梅の味があると味がまとめやすいので、玉子焼きなどに加えるにも便利です。
梅の味が苦手ではなければとても汎用性が高く、冷蔵庫の中で忘れられちゃうことはないんじゃないかと思います。なるほど、ギフトとしても頼もしいものです(……梅が苦手ではないかだけは確認)。
トーストやパスタにも!
紀州梅本舗さんでは、もともと家庭用の大容量の梅干が売れ筋。今回のプレミアムな「紀州うめノほし」を発売した背景を尋ねてみたところ、最近ではコロナ禍でおうち時間が増えることで以前と比較してECサイトへの流動が伸び、また、家族や親しい人と気軽に会えないといった事情から、贈答用商品などの需要も増えていることから、オンライン限定でギフト商品にふさわしい商品を企画したとのこと。
「紀州うめノほし」は、日本の伝統的な“梅干し”でありながら、トーストやパスタなど洋食に使いやすいのもポイントだとか。確かに、アイデア次第でいろいろな料理に使えそうです。
これから年末へと向かうので、お世話になった人へのちょっとした贈答用に。少しリッチではありますが、自分へのご褒美として買って日常的な料理に使うにも間違いなく便利!
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