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ダイドー、東京農工大学と共同研究して新たなサプリメント素材を発見

2021年09月15日 11時40分更新

 ダイドードリンコは9月14日、は東京農工大学との共同研究により新たに発見したサプリメント素材を発表した。

 同社では2012年にヘルスケア事業に参入して以来、主力商品「ロコモプロ プロテオグリカン配合」を中心として事業を展開。プロテオグリカンは関節軟骨を構成する成分で、サケ鼻軟骨から抽出された新しい軟骨成分。同社ではスムーズな歩みをサポートするサプリメントとして販売している。

 体感性の向上が期待される新素材を探索するため2019年より国立大学法人 東京農工大学 農学部 野村義宏教授と共同研究を進め、複数の候補素材について多角的な評価を行なった結果、未完熟リンゴ果実由来のポリフェノール素材である「アップルフェノン」に有望な結果が示されたという。アップルフェノンは天然由来のポリフェノールを高濃度に含むことが大きな特長で、未完熟リンゴに高濃度ポリフェノールの作用メカニズムの解明に向けて、詳細な解析を進めているという。

 これまでの研究成果は「日本ポリフェノール学会 第14回学術集会」にて共同発表を行なったほか、ヘルスケア商品における付加価値の持続的な向上や科学的根拠に基づいた信頼性の高い商品づくりを見据え、今後も東京農工大学と密に連携して事業拡大の基盤となる共同研究を進めるとしている。

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