eSIM採用でDSDV可能なXperia
「Xperia 10 III Lite」
ソニーは今日20日、Xperiaシリーズ初のeSIMに対応した「Xperia 10 III Lite」を発表した。各キャリアで販売されている「Xperia 10 III」をベースに、シングルSIMにeSIMも使えるようになっており、ストレージを64GBと縮小、FM機能を省いたモデル。現在、nuroモバイルが取り扱いを発表しており、発売日は8月27日、価格は一括で4万8800円。なおSIMロックはかかっていない。
※追記:楽天モバイル、IIJmio、mineo、goo Simsellerも取り扱いを発表した。価格は 楽天モバイル、IIJmioが4万6800円、mineoが4万8840円、goo Simsellerが4万469円。
Xperia 10 III Liteの主なスペックはベースモデルとほぼ同じで、6型有機EL(21:9、1080×2520ドット)、Snapdragon 690 5G(2GHz+1.7GHz、オクタコア)、6GBメモリー、ストレージのみ128GBから64GBへとダウンした。そのほか4500mAhの大容量バッテリー、側面指紋センサー、Android 11など。ミドルクラスとしては十分な性能でありながら、ボディーサイズは約68×154×8.3mm、重さが169gと持ちやすいサイズだ。
SIMスロットはnanoSIMのシングルスロットだが、eSIMとの同時使用も可でDSDVにも対応する。またFMラジオの機能の機能も省略されているが、普段使っていないならあまり問題はないだろう。
カメラは3眼で、標準の約1200万画素、800万画素の16mm相当の超広角/54mm相当の望遠という構成になっている。カメラアプリの「プレミアムおまかせオート」ではペット認識機能にも対応した。
なお、5GはSub 6のみ対応でミリ波は非対応。カラバリはブルー、ブラック、ホワイト、ピンクの4色をラインナップ。
フラッグシップのXperia 1 IIIですら対応していないeSIMを体験したいなら、ぜひ手に取ってみよう。
Xperia 10 III Lite | ||
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メーカー | ソニー | |
ディスプレー | 6型有機EL(21:9) | |
画面解像度 | 1080×2520ドット | |
サイズ | 約68×154×8.3mm | |
重量 | 約169g | |
CPU | Snapdragon 690 | |
メモリー | 6GB | |
ストレージ | 64GB | |
OS | Android 11 | |
5G対応周波数 | Sub 6 | |
SIM | シングル+eSIM | |
カメラ | アウト:約1220万画素(標準) +約800万画素(超広角) +約1800万画素(望遠) /イン:約800万画素 |
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バッテリー容量 | 4500mAh | |
FeliCa/NFC | ○/○ | |
ワンセグ/フルセグ | ×/× | |
防水/防塵 | ○/○(IPX5,8/IP6X) | |
生体認証 | ○(指紋) | |
FM | × | |
USB端子 | Type-C | |
カラバリ | ブルー、ホワイト、ブラック、ピンク |
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