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Core i9-11900Kを使ってパフォーマンスをチェック

優越感に浸れる! ASRockのOC向け高級マザーボード「Z590 OC Formula」はゲームやクリエイティブ用途で光り輝く至高の1枚だ

2021年09月03日 18時00分更新

CPU倍率やBCLKなどの「CPU Configuration」から順に確認

 CPU倍率やBCLKといったオーバークロックの基本となる設定項目「CPU Configuration」。CPU倍率(CPU Ration)は「Auto」のほかに、同じ倍率を全コアに適用する「All Core」、負荷のかかっているコア数に合わせて最大動作倍率を設定する「Per Core」、CPUコアごとに最大動作倍率を設定する「Specific Per Core」の3つの動作モードを選択できる。いずれのモードでも設定可能な最大倍率は85倍になっている。また、動作クロックのもうひとつの基本となるBCLKは、90MHz~1000MHzの範囲で指定できる。

オーバークロックの基本となるCPU倍率の「CPU Ration」。「Auto」を含めて、4つのモードがある

「All Core」選択時。実際に設定することはないが、最大で85倍に設定可能だ

「Per Core」選択時

「Specific Per Core」選択時

BCLKを設定できる「BCLK Frequency」。90MHz~1000MHzまで設定できる

そのほかの設定項目

メモリー関連の設定項目をそろえた「DRAM Configuration」

 オーバークロックメモリーを組み合わせた際に必須なXMPの読み込みや、第11世代Coreプロセッサーで用意されたメモリーとコントローラーの動作モード「Gear 1」と「Gear 2」の切り替えなど、メモリー関連の設定項目が集う「DRAM Configuration」を確認していこう。

「Memory Preset」。多くのオーバークロッカーが愛用するSamsung製メモリーチップ向けのプリセットが用意されている

上から2番目にある「Memory Information」。搭載メモリーに記録されているSPDやXMPの情報を確認できる

オーバークロックメモリーのXMPを読み込む「Load XMP Setting」

「XMP Mode」。XMPに記録されているすべての設定項目を適用する「Apply All Timing」か、CAS Latencyなどの主要設定のみを適用する「Apply Primary Timing」を選択できる

メモリーとメモリーコントローラーの動作比率を指定できる「DRAM Gear Mode」。「Gear1」は1:1、「Gear2」は1:2で動作

CAS Latencyをはじめとした各種設定

幅広い電圧設定ができる「Voltage Configuration」

 続いてはCPUやメモリーへの電圧設定が集まる「Voltage Configuration」をチェック。項目の一番上の「Voltage Mode」で、「OC Mode」を選ぶことで幅広い電圧設定が可能になる。

「Voltage Mode」。デフォルト設定は「Stable Mode」になる

CPUコアとキャッシュの動作電圧を、動作クロックに合わせて指定できる「Core/Cache V/F Curve」

Core i9-11900Kでは、コアクロック800MHz、2500MHz、3500MHz、4300MHz、4800MHz、5100MHz、5200MHz、5300MHzに対して設定可能。コア電圧オフセット値は、-500mV~+500mVの範囲で指定できる

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