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Core i9-11900Kを使ってパフォーマンスをチェック

優越感に浸れる! ASRockのOC向け高級マザーボード「Z590 OC Formula」はゲームやクリエイティブ用途で光り輝く至高の1枚だ

2021年09月03日 18時00分更新

Nick Shih氏の"LN2冷却"プロファイルも完備

 オーバークロックに特化したギミックだけでなく、用途を選ばず使えるハイエンドスペックも特徴的なZ590 OC Formula。ハードウェアだけでなく、BIOSにもNick Shih氏監修による手が加えられている。ここからは、Nick Shih氏による液体窒素冷却向けのプロファイルをはじめ、さまざまなオーバークロックの設定項目を確認していこう。

 今回の検証では、Intel ABTで全コア5.1GHzを保証しているCore i9ー11900Kを搭載。さらにDDR4メモリーには、Team製オーバークロックメモリーブランド「T-FORCE」のライティング重視モデル「XTREEM ARGB DDR4」から、DDR4-5333の高駆動に対応モデルを組み合わせている。

全コア5.1GHzまでは、Intelの保証範囲内といえるCore i9-11900K。さらに上を目指してオーバークロックだ

透過ミラーとRGB LEDを組み合わせたTeam「XTREEM ARGB DDR4」を組み合わせている。DDR4-5333の高駆動をサポート

全コア5.1GHzでの動作も可能なCore i9-11900KとDDR4ー5333駆動対応のオーバークロックメモリーでテスト

テスト環境のスペック
CPU Intel「Core i9-11900K」
(8コア/16スレッド、3.5GHz〜5.3GHz)
CPUクーラー 360mmサイズラジエーター本格水冷システム
マザーボード ASRock「Z590 OC Formula」
(Intel Z590チップセット)
メモリー Team「XTREEM ARGB DDR4 5333」
(DDR4-5333、8GB×2 ※クロック検証ではDDR4-5000動作でテスト)
ビデオカード ASRock「Radeon RX 6700 XT Challenger Pro 12GB OC」
(Radeon RX 6700 XT、GDDR6 12GB)
SSD WESTERN DIGITAL「WD Blue SN550 NVMe 1TB(WDS100T2B0C)」
(NVMe M.2 PCIe3.0×4、1TB)
電源ユニット Cooler Master「V850 GOLD V2 850W(MPY-850V-AFBAG-JP)」
(80PLUS GOLD、850W)
OS Microsoft「Windows 10 Home」
(64bit、21H1)

 ASRockマザーボードのオーバークロック関連項目が集まっている「OC Tweaker」。まず目に入ってくるのが、Nick Shih氏による液体窒素冷却向けのプロファイルを呼び出せる「Nick Shin OC Profile」だ。

Z590 OC FormulaのBIOSは、ヒートシンクと同じくグリーンが配されている

オーバークロック設定自体は、これまでのASRock製品と同じく、「Advanced Mode」の「OC Tweaker」から行なう

設定項目の一番上には「Nick Shin OC Profile」があり、液体窒素冷却向けの「LN2 Preset」を選択可能

「LN2 Preset」を読み出すと、競技オーバークロックに不要なオンボード機能の無効化など、限界クロックに挑戦するための設定になる

Intel ABTの設定は、OC Tweakerの「Intel Adaptive Boost Technology」で設定

オーバークロック機能ではないが、最新ビデオカードが対応するAMD「Smart Access Memory(SAM)」と、NVIDIA「Resizable BAR」も、ここで設定。ASRockでは同機能を、「C.A.M.(Clever Access Memory)」で表記

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