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優越感に浸れる! ASRockのOC向け高級マザーボード「Z590 OC Formula」はゲームやクリエイティブ用途で光り輝く至高の1枚だ

2021年09月03日 18時00分更新

オーバークロックに便利なハードウェアスイッチ

 マザーボード上には電源、リセットスイッチとともに、BCLKを+/-できる「ラピッドOCボタン」や、保存してあるオーバークロックプロファイルを呼び出せる3つの「NickShih's OCプロファイルボタン」、BIOSデフォルト設定で確実に起動させる「セーフブートボタン」など、オーバークロックに便利な複数のハードウェアスイッチを装備している。

7つのOCボタン。便利な電源スイッチと、リセットスイッチに加え、「+」「-」とプロファイルを呼び出すボタンを装備

PCIeスロットをオン/オフできるスイッチや、LN2モードスイッチ、セーフブートボタンなども備わっている

BIOSの「ASRock Onboard Button」では、「+」「-」ボタンを押した際のBCLK変更幅や、「NickShih's OCプロファイル」ボタンを押した際の値を設定できる

リアインターフェースパネルには、CMOSクリアーボタンや、2つのBIOSを切り替えるスイッチが備わっている

ASRock最上位クラスのスペックを搭載

 Z590 OC Formulaは、水冷や液体窒素を使った極限オーバークロックを目指すオーバークロッカーだけでなく、Intel ABTを効かせたゲーミングや、クリエイティブ用途にもおすすめできるスペックになっている点も忘れてはならない。

 3基の×16スロットはいずれもCPU直結のPCI Express 4.0レーンに接続されており、x16/NA/NA、x8/x8/NA、×8/×4/×4で動作。M.2スロットも3基備え、メモリースロットと並ぶ、ハイパーM.2ソケット「M2_1」はPCIe 4.0×4をサポートし、ウルトラM.2ソケットの「M2_2」と「M2_3」はPCIe 3.0×4/SATA3インターフェースをサポートする。

 そのほか、新世代ネットワークインターフェースのWi-Fi 6と2.5ギガビットLANをはじめ、USB 3.2 Gen2×2に対応したフロントパネル用ヘッダー、ハイエンドゲーミングマザーボードでおなじみのRealtek製7.1ch対応オーディオチップ「Realtek ALC1220」や、定番DACのひとつの「ESS ES9218」、WIMAオーディオキャップなどで構成された高品質Hi-Fiオーディオなど、さまざまな用途のマシンに使えるスペックが備わっている。

PCIe 4.0×4をサポートするハイパーM.2ソケットは、メモリースロットに隣接している

3基のM.2ソケットには個別に着脱できるヒートシンクが装備されている

PCIe 3.0×4/SATA3インターフェースをサポートする2基のウルトラM.2ソケット。ゲーミングやクリエイティブ用途のストレージ増設も安心だ

ヒートシンク裏面には熱伝導シートを装備

ネットワークには、Intel製コントローラーのギガビットLANと2.5ギガビットLANに、Wi-Fi 6対応無線LANを搭載

オーディオ回路はハイエンドマザーボードでおなじみの「Realtek ALC1220」や、定番DAC「ESS ES9218」などで構成されている。ゲーミングやハイレゾ音楽、動画を高音質で楽しめる

拡張スロットには重量級ビデオカードを支えるメタルアーマー「STEEL SLOT Gen4」を採用

マザーボードを彩るLEDイルミネーション機能も搭載。チップセットヒートシンク部と、ハードウェアスイッチ部をド派手にライトアップする

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