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【連載】夏だ! 休みだ! 恐竜だ!! 噂の「DinoScience 恐竜科学博」に行ってきたよ!

2021年07月28日 16時00分更新

 こんにちは~♪ 横浜市観光公式サイト「横浜観光情報」の公式ツイッターのメインキャラクターを務めるハマコです◎ イマドキの横浜を「ハマコ」目線でほぼ毎日つぶやいています。よかったら、ハマコのツイッターをフォローしてね~❤

前回の記事はこちら 【連載】ぶらハマコ企画「開港の道」を歩いてフォトジェニックなよこはま📷✨を探せ

※過去の連載記事はこちら:ハマコの最旬横浜トピックス

 気付いたら、真夏がやって来ていました。暑い… 毎日暑い。

 そんな暑い夏は屋内で楽しめるイベントが気になりますよねー

 というわけで、今回は「パシフィコ横浜」で開催中の「Sony presents DinoScience 恐竜科学博 ~ララミディア大陸の恐竜物語~ 2021@YOKOHAMA(以下「DinoScience 恐竜科学博」)」に行ってきたので、その様子をお届けするね~!

 2014年、2017年に開催の「ヨコハマ恐竜展」(残念ながら2020年は中止)や、2015年開催の「横浜恐竜博」と、なんだか夏は「恐竜」のイメージが強い横浜。

 今回の「DinoScience 恐竜科学博」は、生き物として身近に恐竜をとらえることで、今までに感じたことのないワクワクやドキドキを体験することができる“新しい恐竜展”なんだそう。そして、この「ワクワクやドキドキ」体験を可能にしているのが、ソニーグループ9社が結集したテクノロジー。大人から子供まで楽しめる恐竜展になっているんだって!

見どころは“奇跡の化石” トリケラトプス「レイン」の実物全身骨格が日本初公開!

 これまで門外不出とされ、ヒューストン自然科学博物館でのみ展示されていたトリケラトプスの「レイン」。トリケラトプスの化石は、その長い角やフリルなど複雑な頭骨の形から、化石になる過程で変形や欠損が起きることが多いのだそう。けれども、「DinoScience 恐竜科学博」で日本初公開の「レイン」は、ほぼ完全な全身骨格と世界初の大型皮膚痕が残っていて、類のないとっても貴重な骨格標本なんだって✨ しかも、今回の展示が終われば、国内のほかの地域で展示されることなく、ヒューストンに帰ってしまうそうなので、もしかしたら、今回を逃したら、次はいつ見ることができるのか… わかりませんね。これは見逃すわけにはいきません!

“奇跡の化石” トリケラトプス「レイン」✨

どれくらい完全かというと、このイラストのうち、グレーの部分が発見された骨! (記者発表会より)

「レイン」の骨格標本は躍動感あふれるティラノサウルス「スタン」の骨格標本と対峙するように展示されています✨

限界ギリギリの世界一やんちゃなポージングといわれる骨格標本「スタン」。まるで映画のワンシーンのようなポーズをしています。「レイン」と「スタン」は3360度全方向から自由に観覧できるので好きな角度から眺めることができますよ~✨

 「DinoScience 恐竜科学博」では、白亜紀後期、現在の北アメリカ西部にあたる「ララミディア」大陸と、時代と地域を絞った展示内容となっています。

白亜紀後期、現在の北アメリカは海路をはさんで西はララミディア大陸、東はアパラチア大陸と分断されていたんだよ

 この時代、この地域はレインをはじめとするトリケラトプスやティラノサウルスが生きていた時代。それはどんな世界だったのか、一緒に体験できるのが「DinoScience 恐竜科学博」なのです。

幼いトリケラトプスの目線でララミディアを体験できるフィールドツアー
~少年トリケラトプスの冒険~

 ではどうやって、一緒に体験することができるのか? それがこちらの展示✨

 ここでは、幼いトリケラトプスが主人公となり、群れからはぐれ、薄暗い森にさまよい込んでしまい、危険がいっぱいのララミディアでさまざまな生き物と出会う、というストーリー仕立ての企画展示が施されているんだよ。

フィールドツアーの入口ではソニーの360立体音響技術を用いた音による仮想的な空間拡張体験が。ここを抜けると、幼いトリケラトプスの影が白い壁面に投影されます。ちょこちょこ歩く姿がかわいい♡

躍動感あふれるポーズの骨格標本。生き生きしていて今にも動き出しそう~✨

 現代にも生息しているワニ類やカメ類、最大の飛行生物・翼竜のケツァルコアトルスや、“最速”の恐竜とされるストルティオミムス、海洋生態系を支配した肉食の海生爬虫類・モササウルスなど、白亜紀後期に生息していたさまざまな生き物の骨格標本が展示されています。骨格標本はどれも生体考察に基づき、生きていた時を想起させるポーズで展示されているんだって。本当にどれも、生き生きしたポーズで、化石というよりかは、生きものとして見入ってしまいました。

びくんっ!  なんだか表情まで豊かに見えちゃいます✨

見てください、この必死感!!

床には幼いトリケラトプスの足跡が。この跡をたどっていくと、幼いトリケラトプスの視点で展示が楽しめるそう。お子さま連れの方におすすめです✨

 ちなみにこの幼いトリケラトプス、コビトカバのようなフォルムでハマコはひと目でキュンとなってしまいましたが、こんな化石今まで見たことあります? これ、じつは3Dスキャンと3Dプリントが使われているんだって。レインの骨格をバラしてひとつずつ3Dスキャンし、骨格全体もスキャンして制作したんだそう。世界初公開なんだよ!

世界初公開! 幼いトリケラトプス

五感で感じる白亜紀体験シアター

 ハマコが特に興奮したのが、この白亜紀体験シアターです✨ 横12m、高さ6.8mの超高精細LEDの大画面に映し出されたフルCG映像で、白亜紀ララミディアにタイムスリップしたような体験ができちゃうんです✨ 最新の研究で明らかになった恐竜の体の造形から質感、動き方、さらには当時の植物などに至るまで、「DinoScience 恐竜科学博」の企画・監修を行った「恐竜くん」が徹底的に監修し、細部にこだわりぬいて制作された映像に合わせ、振動や風を感じることができちゃうんです。なにこの没入感?! 何かのアトラクションに乗っているかのような迫力とワクワクドキドキが楽しめちゃいます。こんな恐竜展、今までに体験したことがありません

(※本展⽰では、安全のために年齢制限などの利⽤基準を設けています。詳しくは公式サイトでご確認くださいね。)

写真では伝えきれませんが、CG映像がとにかく臨場感ありました

映像に合わせて床が振動したり、風が吹いてくるんです!

世界初の脳腫瘍の痕跡のあるゴルゴサウルスの骨格標本も!

 恐竜王国だったララミディア大陸の気候や生態系、生息していた恐竜たちの特徴を10のテーマで解き明かす「発見ラボラトリー」で、注目したいのが「ルース」の愛称で呼ばれているゴルゴサウルスの骨格標本。

 恐竜としては世界で初めてとなる脳腫瘍の痕跡がある非常に珍しい個体で、無数の怪我や骨折した痕跡を見ることができます。断定は難しいけれど、脳腫瘍を患っていたせいで、何らかの機能障害により、歩行が困難となりながらも必死に生き抜いたのではないかと推測されています。ルース、がんばったね!

満身創痍の「ルース」の骨格標本

オリジナルグッズやコラボグッズがめじろ押し! DinoScience Store

 ハマコはこういう企画展にくると、ついついグッズを買っちゃうんですが、今回も… たくさん買っちゃいました。

 公式図録や、オリジナルデザインのグッズ、公式アンバサダーの日向坂46小坂奈緒さん直筆のイラストグッズやスヌーピーでおなじみの人気コミック「PEANUTS」とのコラボグッズなど、ここでしか買えないグッズがめじろ押しです!

ハマコが購入したもの…スヌーピーばかりですね

ケーキから化石?! フードコーナー「美食恐竜のキッチン」

 恐竜をイメージしたバーガーや骨付き肉、ケーキから化石型のチョコを掘り出しながら食べる発掘ケーキ、恐竜の顔そのものの形をしたケーキなど恐竜にちなんだメニューも。お子さまに喜ばれそうですね。

ワークショップもいろいろ

 木製ハンマーとノミ、ハケを使い石膏プレート内に埋め込まれた本物の化石を掘り出す「化石発掘体験」、恐竜の形をしたカラフルな固形せっけんが作れる「恐竜せっけんづくり」、エアプランツを使って恐竜の世界を閉じ込めたような置物が作れる「恐竜グラスガーデン」と3つの体験プログラムが会場で開催されています。夏休みの自由研究や思い出づくりにもいいですね。

 ハマコのレポートだけではそのよさすべてをお伝え切れていないと思うので、「DinoScience 恐竜科学博」が気になっちゃった方はぜひ、会場に遊びに行ってみてくださいね~!

Sony presents DinoScience 恐竜科学博 ~ララミディア大陸の恐竜物語~ 2021@YOKOHAMA

 詳細は公式サイトをご覧ください~。

 「横浜観光情報」サイトではハマコのお友だちもレポートしているので、そちらも是非みてね~。

 「パシフィコ横浜の「DinoScience 恐竜科学博」はソニーの技術で白亜紀後期を体感するひと味違う恐竜博!」 

 横浜の夏のイベントについてもっと知りたい方はぜひ、「横浜観光情報」サイトをご覧ください。

 ひんやりグルメやスイーツも紹介しているよ~
 https://www.welcome.city.yokohama.jp/

それでは次回もお楽しみに~!

文/ハマコ

横浜観光コンベンション・ビューローが運営する、横浜市観光公式サイト「横浜観光情報」公式ツイッターを運営しています。横浜の最新情報や、おすすめのイベント情報、地元ネタなど、イマドキの横浜を「ハマコ」目線で日々取材し、情報発信しています! 趣味はカフェ・パン屋巡りとショッピング。是非、フォローしてね~♪
https://twitter.com/hamako_yokohama

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