KDDIは、ホワイトヘルスケアおよびMICINの2社と連携し、ヘルスケアアプリ「auウェルネス」の機能を拡張する形で、オンライン服薬指導サービスを9月から提供開始することを発表した。
auウェルネスは、昨年11月に提供が開始されたサービスで、スマートウォッチと連携しての歩数や体重などのデータ管理、エクササイズ情報などが統合されている。無料会員での利用も可能だが、月385円のプレミアムコースに加入することで、専用のチャレンジメニューやオンラインレッスン、電話での健康相談までサポートされる。
KDDIでは、個人の健康・医療に対するトーナルな支援を実現すべく、今年6月からはオンライン診療サービス「curon for KDDI」を開始。その延長線上として、診察後に薬を処方してもらった際に受ける必要がある服薬指導もオンラインで実現するというものだ。アプリ上ではホワイトヘルスケア/MICINが連携している調剤薬局への予約、服薬指導、決済、処方薬の配送まで、すべて完結するため、待ち時間が無くなったり、感染症のリスクを軽減することが可能になる。また、今後はお薬手帳の機能もアプリ内に追加される予定。
オンライン診療の利用にはシステム利用料として1回あたり330円が必要で、オンライン診療経由でオンライン服薬指導システムを利用した場合の、服薬指導分の利用料は無料(処方薬の代金や配送料は別途かかる)。
公開当初、オンライン診療の利用にはプレミアムコースの加入が必要と記載していましたが、実際には不要となります。お詫びして修正いたします。(6/29 18:30)
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