KDDI、KDDI総合研究所、KDDIテクノロジーの3社は6月16日、遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx」と「VistaFinder Mx Cloud」の対応デバイスとして、KDDIのスマートグラス「NrealLight(エンリアルライト)」を追加したと発表。法人ユーザーを対象に、同日から提供を開始した。
VistaFinder MxはKDDI総合研究所が、VistaFinder Mx CloudはKDDIテクノロジーが提供する遠隔作業支援システム。作業現場のDX化支援ツールとして、作業者のミスの削減、熟練者不足の解消、人員配置の効率化によるコスト削減などを可能にするとうたう。
NrealLightは、5GとXR技術による新たな体験価値の創出を目指してKDDIが2020年12月から販売を開始したスマートグラスだ。現在、エンターテインメントサービスを中心に実証実験をしているが、法人ユーザーにおけるDX化のニーズの加速を踏まえ、新たな体験価値が創出できると考え、上記の遠隔作業支援システムの対応デバイスとして追加したとのこと。
KDDIはNrealLightを用いることで、従来のコンピューティングユニット一体型スマートグラスを用いた遠隔作業支援と比較して、スマートグラス装着時の負担軽減、スクリーンの視認性の向上、高解像度映像処理の安定化、作業者視野映像の精度向上などのメリットがあるとしている。
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