ごきげんよう。東京では梅雨が来る前に夏が来たと思えるような好天気。こう暑いと家呑みもはかどり二日酔いも抜けないですから、ツルーッとすすれる麺類が恋しくなります。
丸亀製麺では気温が上がるシーズンに合わせて「鬼おろし肉ぶっかけうどん」を本日6月8日から全国の店舗にて販売開始。昨年も販売され好評だったという商品で、これまでに登場した期間限定の冷やしうどんとしては人気NO1だそうですよ。今年は特徴である、“鬼おろし(大根おろし)”を昨年よりも粗くさせてパワーアップさせたとのこと。
価格は(並)690円、(大)800円、(得)910円。テイクアウトも可能です。
めきめき店舗数を増やしている「丸亀製麺」の人気メニューとのことで気になります。なにより、こう暑いとさっぱりしたおろしの見た目に惹かれますね。都内でも一部店舗で先行販売されていたので、先立って食べてきました。
「鬼おろし肉ぶっかけうどん」の並サイズ(690円)を注文。
ぶっかけうどんの上に、甘辛く炊いた牛肉と玉ねぎ、それと粗くおろした大根おろしをのせています。
これで並サイズ。お肉がたっぷりのっているので、並でもボリューム感ある見た目。
おっと、無料でトッピングできる薬味を忘れてはもったいない。
今回は生姜とネギをたっぷりのせました。天かすも好きですが、さっぱりしたいので今回はいっかなあと加えていません。
いただきます。
お肉がたっぷりのっているため、麺をもちあげるにもひと苦労。店内で製麺しているうどんは、太めでもっちりとした弾力があります。
お肉は、醤油ベースで炊いたものをトッピングしていて、クチに含むと、なるほどけっこう“甘い”んですね。お肉から出てくる脂も多く、ぶっかけのおつゆに溶け出すので、キリッとしたしょっぱさというより、たゆんとした甘口の旨みが広がります。あ、これは思っていた以上にコッテリかも。
そこで救世主となるのが“鬼おろし”です。
一応説明を加えると、鬼おろしとは大根おろし器の一種で、ザクザクと粗く大根をおろせます。もともとは竹製で、目が細かい金属やステンレスのおろし器と比べると辛味が出ませんが、水分をたっぷり含んだ食感の良いおろしにできるのが特徴。
コリッ。シャキッ。
昨年よりも目を粗くしたというおろしは、見た目以上に存在感がすごい。中にはダイスのように大きなかけらも入っていて、どこを食べても必ずおろしのコリッ、シャキッとした食感が入ってきます。みずみずしくて、お肉のお脂もサッパリ。
さっき書いたように、丸亀製麺のうどんは太めで弾力があるので、おろしの食感とあわさって、モチッ、コリ、シャキッ。なんだかすごいこと。咀嚼回数が増えると満腹中枢が刺激されるので、おそらく実際のボリューム以上に腹にたまってきます。
麺をツルーッとすすりに来たつもりが誤算でした。が、おろしのみずみずしさでお肉もおいしく食べ進められ、非常に満足感があります。これで690円。なるほど、丸亀製麺のメニューとしてはお高めですから、それなりの“盛り盛り”感がありますよ。
辛いのが好きな私は、卓上の「七香七味」を大量に投下。
……おっと入れすぎたかな。でも大丈夫、ぶっかけのおだしに甘味がしっかりあるので、七味をちょっと入れすぎたくらいでもバランスは崩れません。
丸亀製麺の「鬼おろし肉ぶっかけうどん」は、想像以上にパワフルな一杯でした。サッパリ、ツルッだけではなく、「コリッ、シャキッ」としたおろしの食感が印象を残します。この食べ応えが丸亀製麺の神髄なのでしょう。
こちら、7月下旬までの期間限定なので、肉×おろしの夏メニューを食べたい人はこの期間にどうぞ。テイクアウトも可能ですよ。最近うどんチェーンでもテイクアウトの人気が高まっているようです。ただし、テイクアウトの場合、容器代に別途30円がかかるので注意。
※記事中の価格は税込
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