ゼロタッチでロックと復帰
VAIO Zの静粛性や発熱をチェック、6310Cinebenchの高速モバイルだが……?
キーボードの静粛性はハイブリッドワークによって重要な要素に
あとは、Microsoft 365をはじめ、Google日本語入力やChromeといった、原稿執筆に必要不可欠なアプリケーションをインストール。あと、ソニーのカメラを操作できる「Imaging Edge Desktop」も導入した。このアプリを使えば、手持ちのα7R IV撮影した写真をWi-Fiで飛ばしてダイレクトで見られるようになる。すぐにチェックできるので超便利だ。ディスプレーを4Kにしたこともあり、VAIO S11のときよりも断然見やすく使い勝手がよくなった。
キーボードも改良された点も見逃せない。ストロークがより深くなり、キートップの形状もより指にフィットするよう工夫するなど、従来もタイピングしやすいキーボードと言われていたが、さらに上質になったと言える。静音性が高いのがポイントで、筆者は最近オンラインで取材や打ち合わせがほとんどなため、パソコンでメモしているが、タイピング音が大きいと、マイクから拾ってしまい、相手の発言を邪魔してしまいがち。録画してあとから文字起こしする際も、タイピング音に邪魔されて聞き取れないこともあるぐらいだ。
VAIO Zなら、タイピングしていてもそれほど気になる音を発しないため、かなりありがたい。静音性についてはVAIO S11と比べてもより静かな印象だ。ハイブリッドワーク時代、これまで以上にそういった面も考慮する必要があるので、VAIO Zが選ばれる理由の1つとなるはずだ。
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