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ソラコム、Android OS搭載で車両管理や貨物管理を簡単にできるIoTエッジデバイス「Acty-G3」を発売

2021年05月21日 18時00分更新

 ソラコムは5月20日、デバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」で、Android OS搭載でスマホ技術を用いてIoTデバイスを開発できるIoTエッジデバイス「Acty-G3」とSORACOM IoT SIMがパッケージになった「Android搭載IoTエッジデバイス Acty-G3 スターターキット」を提供開始した。販売を記念して5月20日~7月31日の間、割引提供キャンペーンで、通常価格2万3980円が特別価格1万7380円で販売される。

 本デバイスは、GPSトラッカーとして使用できる他、内蔵された加速度・地磁気・ジャイロの3種のセンサーとして、外付けBLEセンサーと連携し、IoTゲートウェイとして利用可能。充電式バッテリー搭載でセルラー通信を利用でき、防水性も兼ね備えている。

 Android OSを搭載しているので、スマホアプリの開発技術でIoTデバイスの制御ができ、制御するプログラムは用途に合わせて開発することもできる。また、初期セットアップしている、GPSトラッキング、BLEセンサー連携をする2種類のAndroidアプリを利用できる他、用途に合わせてアプリを機能拡張することも可能。

 車両管理・貨物トラッキング等に最適で、バイタルリードはバスの現在地情報を把握、乗降客のスマホやバス停のサイネージで情報提供する「バスロケくん」、除雪車輌の走行経路を地図上で可視化し、除雪状況の情報提供や業務レポート作成をサポートする「ゆきぞう」のシステムに採用した。

 ダッシュボード作成・共有サービス「SORACOM Lagoon」では、本デバイス向けのサンプルダッシュボードを提供する。組み合わせて利用することで、インフラ・アプリの準備なしで、ブラウザー上でのドラッグ&ドロップでグラフを用いたダッシュボードを作成・共有できる。

 あわせて、用途に合わせて必要な機材一式と開発手順を詳細に解説する「IoT DIYレシピ」で、本デバイスを利用したIoT DIYレシピ「IoTで荷物を追跡する」を無料で公開する。

 活用事例を紹介するオンラインセミナー「Hello SORACOM – GPS × IoTでできること- 」を5月26日に開催する。詳細はこちらを参照。

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