予算10万円でAPU搭載ゲーミングPCを作る予定だったが……?
Radeon RX 6700 XT搭載の"超"ゲーミングPC爆誕! 汗と涙、サプライズ満載の自作体験レポート
チキチキ! 自作ゲーミングPC実力チェック
~Ryzen 5 5600X+Radeon RX 6700 XT Phantom Gaming搭載マシン編~
まさかのサプライズによってゲーミングPCのグレードが劇的にアップした。せっかくなので、グレードアップしたゲーミングPC(Radeon搭載バージョン)の実力をチェックしてみよう。APU搭載バージョンと同じく、Radeon搭載バージョンもドラクエX、FFXIV、FFXV、VALORANTを使って検証していく。
まずはドラクエXからチェックしていこう。こちらも解像度は1920×1080ドット、表示方法はフルスクリーンに設定し、グラフィック設定は最高品質で計測。結果、スコアは18577で、評価は「すごく快適」となった。APU搭載バージョンのスコアよりも2倍近く向上している。ドラクエXレベルのゲームは余裕で遊べることがわかった。
続いては、FFXIV。こちらもAPU搭載バージョンと同様の条件で計測してみた。最高品質のスコアは21913、高品質(デスクトップPC)は22207、標準品質(デスクトップPC)は28022で、3点とも評価は「非常に快適」だった。公式が定めた基準値である7000を優に超えており、最高設定でも快適に遊べる。APU搭載バージョンはやや苦戦を強いられていたのに対し、Radeon RX 6700 XTは余裕の貫禄を見せつけていた。
今度は、APU搭載バージョンもお手上げだったFFXVをチェック。Radeon搭載バージョンもAPU搭載バージョンと同じ条件で計測している。高品質のスコアは11377で、評価は「とても快適」。標準品質のスコアは15839、軽量品質は19377となり、2つの評価は「非常に快適」という結果に。これらの結果を見るとあっぱれ最新ビデオカードといいたくなる。
最後に、VALORANTのフレームレートもお気に入り設定で計測してみた。APU搭載バージョンは60fps前後だったが、Radeon搭載バージョンの平均フレームレートは394fpsで、最少フレームレートは258fps、最高フレームレートは525fpsと、60fps以上の結果が出た。
原口氏からお借りしたRadeon RX 6700 XT Phantom Gaming D 12GB OCの強さに圧倒され、ビデオカードへの購買欲は上昇する一方だった。アスキーのレビュー記事によると、WQHDまでのゲームプレイは快適という検証結果が出ている。AAAタイトルのサイバーパンク2077に加えて、「CoD:Warzone」「Apex Legends」といったオンラインFPSは、フルHD+最高設定で200fps以上を記録している。60Hz以上の高リフレッシュレート対応ディスプレーとの相性は抜群といえる。
ここまで来ると高リフレッシュレートのゲーミングディスプレーもほしくなってしまう。それまでにビデオカードの高騰&品不足という問題が解消されるといいのだが……。
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