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リコー、暗い室内光でも高い発電力を実現する固体型色素増感太陽電池モジュール「RICOH EH DSSC シリーズ」の新製品を発売

2021年05月13日 20時00分更新

 リコーは5月13日、室内照明のような微弱な光においても高い発電性能を発揮する固体型色素増感太陽電池モジュール「RICOH EH DSSC シリーズ」の新製品を5月下旬から提供することを発表した。

 本シリーズは最大出力を従来製品のおよそ20%向上させ、暗い室内光の下でも高い発電力を持ち、コイン型電池などの交換が不要となっている。

 またマイナス30度から60度までの広い温度範囲で高い発電力を実現するほか、固体材料のみで構成しているので、経年劣化による液漏れの心配もなく、安全で高耐久を実現している。

 なお本シリーズは、3種類のラインアップやサイズは従来のままで、製品評価用として3種類のモジュールが各3個入ったEvaluation Setを有償にて新たに提供するという。

 各モジュールの仕様は以下の通り。

・RICOH EH DSSC5284a:サイズ52×84mm、最大出力276μW、最大出力動作電流61.3μA。

・RICOH EH DSSC2832a:サイズ28×32mm、最大出力48μW、最大出力動作電流10.7μA。

・RICOH EH DSSC1719a:サイズ17×19mm、最大出力13μW、最大出力動作電流2.9μA。

 開放電圧は3モデル共通で5.4V、最大出力動作電圧も共通で4.5Vとなる。価格はすべてオープンプライス。

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